世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン>22日、女子シングルス2回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク19位)がドイツのカウフマン(同65位)をゲームカウント4-2で破り、3回戦に進んだ。1回戦では前回大会無敗のゼン・ジャ…

世界卓球2023南アフリカ<5月20~28日/ダーバン>22日、女子シングルス2回戦で平野美宇(木下グループ/世界ランク19位)がドイツのカウフマン(同65位)をゲームカウント4-2で破り、3回戦に進んだ。

1回戦では前回大会無敗のゼン・ジャン(シンガポール)に完勝した平野。2月のWTTフィーダーで中国選手2人を破って優勝した16歳、カウフマンと対戦した。

長身を利して、女子選手としては珍しいYGサーブを繰り出すカウフマン。前陣からのバックハンド連打も強烈で1ゲーム目から9-9と接戦となるが、ここで2本バック側にロングサーブを決めて先制する。

だが次のゲームは一転、ロングサーブを狙い打たれる。台上プレーでも先手を取られ4-11で失うが、次はフォア前への下回転サーブを主体とする展開がはまり11-4で取り返す。

さらにミドルへのツッツキで動きを止め、フォア側へ打ち抜く平野。4ゲーム目も11-4で取るが、第5ゲームは再びカウフマンに多彩なサーブからの豪打を浴び7-11で落とす。

だが第6ゲーム、平野はしばらく封印していたロングサーブを再び使って先行。攻めあぐねるカウフマンを中盤で一気に突き放し、11-4で勝利を決めた。

<世界卓球2023南アフリカ 女子シングルス2回戦>
平野美宇 4-2 カウフマン(ドイツ)
11-9/4-11/11-4/11-4/7-11/11-4