今週は東京競馬場でオークス(芝2400m)が行われる。桜花賞を制し、絶対女王の座を確かなものとしたリバティアイランド。すでに過去の名牝と比較されているようにその実力は本物だ。もちろん「ストップ・ザ・リバティアイランド」を目論む陣営も虎視眈々。樫の女王決定戦にふさわしいメンバーが揃った。
過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析していく。ここでは「プラスデータ」としてハーパーを取り上げる。
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■絶対女王にひと泡吹かせるシーンも
C.ルメールを背に挑んだ前走・桜花賞。4着と一定の結果を残したものの、上位馬との差があったのは事実。巻き返しは容易ではなさそうだが、今回は「人」の部分が味方するデータを発見した。
・C.ルメール×東京芝GI×牝馬の成績【11.5.3.9】
28戦11勝で単勝回収率127%、複勝回収率101%。人気を背負うことが多い同騎手にあって、過去10年データで回収率100%越えは立派な数字と言えるだろう。
オークスで記憶に新しいのは昨年、テン乗りのスターズオンアースに騎乗し、3番人気の同馬を勝利へと導いた。2021年以降に限定すると、東京芝の牝馬限定GI騎乗時の成績は【2.2.1.0】。最強のジョーカーを背に挑む大舞台、すべてが味方すれば絶対女王にひと泡吹かせるシーンも期待できそうだ。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2023オークス-注目馬分析編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。