TEAM123456789計明 大10331120415早 大1010002004(早)●加藤、鹿田、飯塚脩、ユエン、中…

TEAM
明 大15
早 大
(早)●加藤、鹿田、飯塚脩、ユエン、中森―印出、栗田
(二塁打)島川(本塁打)熊田2号ソロ(1回)

 東京六大学春季リーグ戦は第6週に突入。前カードの法大戦で4戦目までもつれ込んだ末に勝ち点を落とした早大は、明大1回戦に臨んだ。初回に明大に先制を許すも、その直後に.000のソロ本塁打で同点に追いつく。しかし、その後投手陣が被安打17、15失点と大崩れし、大差で敗れた。これにより、明日の2回戦で早大が敗れると明大の優勝が決まるという窮地に立たされた。


9回2死で中飛に倒れ、悔しい表情を浮かべる松江一輝(人2=神奈川・桐光学園)

 先発は法大3回戦から中3日での登板となった、エース・.000。初回に先頭の堀内祐我(4年)に二塁打、2番の飯森太慈(3年)に四球を許す。続く宗山塁(3年)は左飛に打ち取ったものの、4番・上田希由翔(4年)に右前に運ばれ、1点を先制される。簡単に主導権を渡したくない早大はその裏、2死から熊田副将が今季2号となる右越えのソロ本塁打を放ち、すぐさま同点に追いつく。


初回に本塁打を放った熊田

 しかし、この日の加藤はピリッとしない。3回には1死満塁で今井英寿(2年)に2点適時二塁打を浴び、さらに1死二、三塁から小島大河(2年)に左犠飛を放たれ、合わせて3点を失う。さらに4回にも加藤巧也(3年)と今井の連続適時打で3点を失うなど、4回7失点という本来の実力とはほど遠い投球となった。打線は、3回に.000の内野安打をきっかけに1死一、三塁とし、熊田副将の遊ゴロの間に1点を奪ったが、逆転は容易ではない。


失点しうつむく加藤

 加藤の後を継いで5回以降に登板した投手陣も、4人全員が失点を喫し、流れを呼び込むような投球ができない。少しでも得点差を縮めたい打線は、諦めない姿勢を見せる。7回に代打・.000が三塁線を破る二塁打で出塁すると、相手の失策と尾瀬の中前打で1死満塁とする。続く.000の当たりを遊撃手・宗山が失策し、その間に1点を奪う。さらに、続く熊田副将が左犠飛を放ち、この回2点を返すことに成功した。しかし、反撃もここまで。投手陣の崩壊をカバーすることができず、4ー15という大敗となった。


代打で二塁打を放った島川

 ここまでチームを引っ張ってきたエース・加藤の乱調、そして打線も単調な攻撃に終わったことで、この試合を落とした早大。優勝へと望みをつなぐため、そして明大に目前で胴上げされるのを防ぐためにも、もう後はなくなった。「やるしかない」と熊田副将が言うように、全てを懸けて挑み、何としてでも勝利をつかみ取りたい。

(記事 齋藤汰朗、写真 荒井結月)

                黄字は打点付き

早大打者成績
打順守備名前
1(中)尾瀬雄大320.429投ゴ 遊安 中安    
 打左松江一輝210.200      中安 中飛
2(左)中村将希401.355遊ゴ 三失 中飛 遊失  
 椎名丈000         
3(遊)熊田任洋313.406右本 遊ゴ  空三左犠  
4(捕)印出太一400.297二ゴ 投ゴ  二ゴ左飛  
 栗田勇雅000.000         
5(右)吉納翼300.242 空三 左飛 四球 見三 
 文珠玄基000         
6(一)野村健太200.143 三ゴ 見三     
 鹿田泰生000.000         
 飯塚脩人000         
 梅村大和100.000     投ゴ   
 ユエン賢000         
 中村敢晴100.000       一ゴ 
 中森光希000         
7(三)小澤周平400.314 中安 空三     
 打三島川叶夢210.286      左二二ゴ 
8(二)山縣秀210.353 見三  左安    
 打二茅野真太郎200.000      三失 右飛
9(投)加藤孝太郎100.083  遊ゴ      
 打一前田健伸300.250    三併 三飛 遊ゴ
早大投手成績
名前
加藤孝太郎5314850772.78
鹿田泰生4201111119.00
飯塚脩人2001101119.00
ユエン賢3002410225.79
中森光希4001311446.00
 
東京六大学春季リーグ戦星取表
順位 明 大法 大早 大慶 大立 大東 大勝ち点勝率
明 大〇5-4
〇3-0
〇15-4△0-0
〇5-1
●4-5
〇5-2
 〇3-2
〇6-3
.875
法 大●4-5
●0-3
●1-3
〇9-6
△0-0
〇2-4
〇10-0
●2-3
〇4-1
△1-1
〇2-1
〇4-3
 .600
早 大●4-15〇3-1
●6-9
△0-0
●2-4
 〇8-2
〇11-3
〇9-1
〇14-1
.625
慶 大△0-0
●1-5
〇5-4
●2-5
●0-10
○3-2
●1-4
  〇11-3
〇3-0
.500
立 大 △1-1
●1-2
●3-4
●2-8
●3-11
 △6-6
〇2-0
〇4-2
.333
東 大●2-3
●3-6
 ●1-9
●1-14
●3-11
●0-3
△6-6
●0-2
●2-4
.000

コメント

熊田任洋副将(スポ4=愛知・東邦)

――今日の試合を振り返っていかがですか

 情けない試合だったなと思います。

――法大4回戦から中2日ということでしたが、その影響はありましたか

 影響は多少あるかもしれないですが、もう負けられないという状況でそんなことを言ってられないので、力負けをしたと思っています。

――初回の本塁打を放った打席を振り返っていかがですか

 点を取られた後だったので、簡単に終わらないようにということを意識して打席に立って、それがいい結果につながったかなと思います。

――大差での敗戦となりましたが、その中で明日につながる収穫はありましたか

 特にないかなと思います。やるしかないと思っているので。

――もう一つも落とすことができなくなりましたが、明日への意気込みをお願いします

 なんとか意地を見せて、優勝決定戦まで持ち込めるように勝っていきたいと思います。