6月3日(土)、4日(日)の2日間、千葉・海浜幕張公演で、『Red Bull Air Race World Campionship 2017』シーズンの第3戦が開催され、2日間合わせて9万人の観客が見守る中、日本人パイロットの室屋義秀選手(TEAM FALKEN)が昨年に続き優勝し、見事2連覇をはたした。
「ラッキー」「奇跡」レース後の記者会見で、室屋選手は何度もこの言葉を繰り返していた。
6月2日に予定されていたプラクティスは強風の為に中止になり、3日の予選では4位。4日のRound14では0.007秒(距離にすると70センチ)の差でRound8への出場を決めていた。
前戦のサンディエゴでは見事に優勝したものの、今回は決して好調ではなかった。
「自分の力だけで勝ったのではない」と冷静に語る室屋選手が、「奇跡」を生かすことの出来る実力がついてきたことも確か。
今回の優勝で総合1位となった彼らが、このまま総合優勝という奇跡に向かって飛んでくれることを期待しよう!
<開催概要>
名 称: Red Bull Air Race Chiba 2017 (レッドブル・エアレース 千葉 2017)
日 程: 6 月 3 日(土) 予選、6 月 4 日(日) 決勝
会 場: レースエリア 千葉県立幕張海浜公園(千葉市美浜区)
滑走路 浦安市総合公園(浦安市明海)
来場者数: 6月3日(土) 予選 3万5000人、6月4日(日) 決勝5万5000人延べ9万人
主 催: レッドブル・エアレース・ジャパン実行委員会
(グッドスマイルカンパニー、ローソン HMV エンタテイメント、エアレース・ジャパン)
特別後援: 千葉市、浦安市
後 援: オーストリア大使館、千葉県、朝日新聞社、TOKYO FM、InterFM897、bayfm ナショナルパートナー: FALKEN、AVIREX、JTB、LEXUS
大会アンバサダー: GLAY
大会オフィシャルサポーター: やまだひさし
グローバルパートナー: Hamilton、RAUCH、air bp、DHL
■レッドブル・エアレース・ワールドチャンピオンシップとは
世界最高の飛行技術を持つレースパイロットたちが、最高時速370km、最大重力加速度10Gの中、 操縦技術の正確さ、知力、体力、そして精神力の限りを尽くしてタイムを競う FAI(国際航空連盟) が公認する究極の三次元モータースポーツです。高速で、機動性に優れたレース専用飛行機を使 用し、1 機ずつペナルティを回避しながら高さ 25m の空気で膨らませたパイロン(エアゲート)で構成 する低空の空中コースを周回してその飛行タイムを競います。2003 年に第 1 回大会を開催し、 2005 年より世界選手権としてスタート。2010 年まで毎年開催し、2011 年から 3 年の休止期間 間に安全面やルールをさらに向上させて 2014 年に再開、今年で 10 シーズン目を迎えました。
■大会スケジュール
2 月 10 日(金)、11 日(土) アブダビ (U.A.E.) ・・・終了
4 月 15 日(土)、16 日(日) サンディエゴ (アメリカ) ・・・終了
6 月 3 日(土)、4 日(日) 千葉 (日本) ・・・終了
7月1日(土)、2日(日) ブダペスト (ハンガリー)
7 月 22 日(土)、23 日(日) カザン (ロシア)
9月2日(土)、3日(日) ポルト (ポルトガル)
9 月 16 日(土)、17 日(日) ラウジッツ (ドイツ)
10 月 14 日(土)、15 日(日) インディアナポリス (アメリカ)