■サン…

■サンロッカーズ渋谷vs群馬クレインサンダーズ(@青山学院記念館)

GAME1:3月11日17時5分、GAME2:3月12日14時5分

「第98回天皇杯 全日本バスケットボール選手権大会」ファイナルの“裏”では、B1で唯一のゲームが開催される。12月17日、18日に開催予定だったサンロッカーズ渋谷vs群馬クレインサンダーズの代替試合だ。

 SR渋谷はバイウィークが明けた前節、富山グラウジーズに辛勝した。第1クォーターで30-15と優位に立ち、最大22点のリードを奪いながら、試合終了残り22秒に逆転の3ポイントシュートを献上。終盤は勝ち越し点を決めたケビン・ジョーンズのブロックで白星をつかんだが、中地区7位の富山に苦戦を強いられた。とはいえ、広島ドラゴンフライズや信州ブレイブウォリアーズを下した中断期間前を含めて4連勝と好調。ベンドラメ礼生が21得点9リバウンド8アシストと“トリプルダブル”に迫る活躍を見せたことも好材料だ。

 一方の群馬は秋田ノーザンハピネッツに快勝して後半戦をスタートさせた。2点ビハインドで迎えた第3クォーターをわずか10失点に抑えると、攻めては7人で26得点を記録。最後の10分間もバランスよく得点を重ね、最終的に22点差をつけた。五十嵐圭の離脱は痛手だが、トレイ・ジョーンズが今シーズン最多タイ9アシストを挙げたほか、並里成も6アシストをマーク。88得点を記録したオフェンス面に加え、相手を66点に抑えたディフェンス面にも手応えを得ただろう。

 両者は「日本生命 B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2022-23」出場圏に届いていないものの、代替試合をものにして上位陣との差を詰めたいところ。SR渋谷は富山戦を欠場したライアン・ケリーの出場が不透明のなか、外国籍選手はもちろん、井上宗一郎や西野曜といった日本人選手の活躍が必要不可欠となる。逆に群馬は帰化選手のマイケル・パーカーを活かしたラインナップで相手の弱みを突き、前節のようなディフェンスをSR渋谷相手にも継続できるか。

■ロスター

・SR渋谷(HC:浜中謙)

関野剛平

ケビン・ジョーンズ

ベンドラメ礼生

小島元基

西野曜

ジェームズ・マイケル・マカドゥ

渡辺竜之佑

石井講祐

津屋一球

ライアン・ケリー

盛實海翔

田渡修人

井上宗一郎

・群馬(HC:水野宏太)

星野曹樹

マイケル・パーカー

トレイ・ジョーンズ

五十嵐圭

八村阿蓮

野本建吾

菅原暉

アキ・チェンバース

並里成

ケーレブ・ターズースキー

山崎稜

ジャスティン・キーナン