■島根…

■島根スサノオマジックvsアルバルク東京(@松江市総合体育館)

GAME1:2月11日13時35分 GAME2:2月12日13時35分

 西地区首位に立つ島根スサノオマジックは、レバンガ北海道を迎えた前節も星を落とすことなく、これで6連勝を達成した。GAME1は前半に14点ビハインドを背負う展開だったが、後半はペリン・ビュフォードが圧巻の活躍。第4クォーター終了と同時に同点シュートをねじ込むと、延長も躍動して熱戦にケリをつけた。GAME2は6人が2ケタ得点をマークして相手を寄せつけなかった。GAME1で41得点13リバウンドのビュフォードは、GAME2も“トリプルダブル”級の働きを見せている。

 しかし、今節対峙する東地区2位のアルバルク東京も10連勝中と絶好調だ。前節の大阪エヴェッサ戦はやや粘られたものの、GAME1は第3クォーター早々に追いつかれたところから安藤周人が8点連取で引き離し、故障で4試合ぶりの出場となった小酒部泰暉も11得点。GAME2はアレックス・カークの欠場をライアン・ロシターが27得点18リバウンド4スティールでカバーした。A東京で最後のホームゲームとなったイホール・ボヤルキムも第2戦で8アシストを挙げた。

 今回の両者の激突は、昨シーズンのチャンピオンシップクォーターファイナルの再戦。地区2位との星の差を1つ広げた島根としては、地区首位固めという意味でも、昨シーズンのリベンジを期すA東京を返り討ちにしたい。前回の安藤誓哉がそうであったように、津山尚大にとっても古巣との戦い。このところ得点力に陰りがあり、この古巣戦をいいきっかけにしたいところだ。

文=吉川哲彦

■ロスター

・島根(HC:ポール・ヘナレ)

後藤翔平

ペリン・ビュフォード

安藤誓哉

ニック・ケイ

北川弘

リード・トラビス

エペ・ウドゥ※インジュアリーリスト

阿部諒

白濱僚祐

津山尚大

ウィリアムスニカ

谷口大智

・A東京(HC:デイニアス・アドマイティス)

ジャスティン・コブス※インジュアリーリスト

藤永佳昭

岡本飛竜

吉井裕鷹

安藤周人

ザック・バランスキー

セバスチャン・サイズ

宇都宮陸 ※特別指定

平岩玄

ライアン・ロシター

イホール・ボヤルキム

田中大貴※インジュアリーリスト

笹倉怜寿

アレックス・カーク

小酒部泰暉