29日に東京競馬場で行われる第37回・根岸S(GIII、ダ1400m)の過去10年データを紹介する。
前走の武蔵野Sでハナ差2着に敗れたがデビューから9戦連続連対中のレモンポップ、その武蔵野Sを制したギルデッドミラー、昨年の覇者で連覇の期待がかかるテイエムサウスダン、前走のJBCスプリントで3着と好走したヘリオスなどが出走予定となった。
ここでは予想のヒントとなる「前走ローテ」を紹介する。
◆【根岸ステークス2023/危険な人気馬】重賞未勝利の上がり馬は“消し”評価 「中3週以内での勝ち星なし」
■武蔵野Sは4着以内
過去10年、最多3勝を挙げているのが前走・武蔵野S組だ。過去には、2015年に15番人気のアドマイヤロイヤルが3着、21年のワンダーリーデルが10番人気ながら2着と、下位人気馬の好走例も。また、過去に連対した4頭すべてが武蔵野Sで4着以内だっただけに、今年、当ローテで1着のギルデッドミラーと2着のレモンポップには追い風となる。

[根岸ステークス]過去10年の前走ローテ
武蔵野S 【3.1.1.6】 勝率27.3%、連対率36.4%、複勝率45.5% カペラS 【2.2.1.21】 勝率7.7%、連対率15.4%、複勝率19.2% チャンピオンズC 【2.1.3.8】 勝率14.3%、連対率21.4%、複勝率42.9% ギャラクシーS 【1.2.1.10】 勝率7.1%、連対率21.4%、複勝率28.6% 兵庫GT 【1.0.1.16】 勝率・連対率5.6%、複勝率11.1% マイルCS 【1.0.0.0】 勝率・連対率・複勝率100%
次点ではカペラS組とチャンピオンズC組が2勝で並ぶ。まず前走・カペラS組は2019年から掲示板を外しておらず、前走4着以下での好走例がない。今年出走予定の6着ジャスパープリンスと13着エアアルマスには、厳しいデータとなった。また前走・チャンピオンズC組もフタ桁着順では【0.0.0.4】と好走例はなく、今年該当する10着のタガノビューティー(除外対象)の巻き返しは厳しい。
■クラス別でも条件次第
過去10年をクラス別に見ると、前走・オープン特別組は【1.5.4.50】と低迷。ただし、馬券に絡んだのは全て前走で馬券内だっただけに、セキフウ、デンコウリジエール、バトルクライらが上位争いに加わっても驚けない。
前走、重賞・GI組は昨年こそ馬券圏内を逃したものの、それまで8年連続で1着だった。また前走・GI組に限れば、9着以内に入った場合のみ【2.1.3.7】複勝率46.2%と好走を予感させるだけに、今回該当するテイエムサウスダンとヘリオスには追い風となる。唯一、前走フタ桁着順から馬券(1着)に絡んだのは、2020年に優勝したモズアスコットで前走が芝のマイルCS14着だっただけに、今年、同ローテで15着だったホウオウアマゾンは、データ上化ける可能性も秘めており警戒が必要か。
◆【根岸ステークス2023/脚質傾向】4連勝中の「差し」が有利も ペース傾向から警戒すべき“伏兵”とは
◆【動画プレーバック/根岸ステークス2022】6人気テイエムサウスダンが中団から直線で脚を伸ばしJRA重賞初制覇
◆【根岸ステークス2023予想】過去10年データ・傾向、追い切り、枠順、出走馬、動画
文●SPREAD編集部