アイスホッケーの本場・北海道勢を抑え、本州勢で唯一、冬季全国高校総体(インターハイ)のアイスホッケー大会を制したことが…
アイスホッケーの本場・北海道勢を抑え、本州勢で唯一、冬季全国高校総体(インターハイ)のアイスホッケー大会を制したことがある高校をご存じだろうか。答えは、紺地に白い3本のV字ラインが特徴的なユニホームで知られる日光明峰(栃木県)だ。
1952年に始まり、今回で72回を数えるインターハイ。初代王者は苫小牧東で、苫小牧勢などが続いた後、59年に前身の日光が初優勝を果たした。66、69、79年にも頂点に立ち、全国制覇は4度ある。
栃木県日光市はアイスホッケーが盛んな町だ。1925年に日本最古のアイスホッケーチームである古河電工アイスホッケー部が誕生。66年から日本アイスホッケーリーグに参入し、全日本選手権で4度の優勝を誇り、市民から愛されたチームだった。
99年に廃部となったが、直後に日光アイスバックスが誕生。現在はアジアリーグで活躍し、地元に根付いてホッケー熱を高めている。
早稲田実業(東京都)アイスホッケー部員だった記者は約20年前、日光と2度戦った。(続きを読む>>)