「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第75回全日本バレーボール高等学校選手権(産経新聞社など主催)は8日、東…

「ジャパネット杯 春の高校バレー」として行われる第75回全日本バレーボール高等学校選手権(産経新聞社など主催)は8日、東京体育館で5セットマッチ(3セット先取)の決勝を行い、男子の鎮西(熊本)は駿台学園(東京)に2-3で敗れ、2大会連続の準優勝となった。

またも頂点に届かなかった。鎮西は前回決勝と同じく2セットを先取して逆転負け。右膝に故障を抱えながら、チーム最多の43得点を挙げた舛本颯真(そうま)(3年)は、「(スパイクを)打ち切るのが本当のエース。自分の甘さが出た」と唇をかんだ。

第3セット以降、舛本らのスパイクが拾われる場面が増えた。「読まれている部分が多かった」と、セッターの平川天翔(てんしょう)(3年)。第4セットは平田悠真(3年)や井坂太郎(2年)にボールを集めた。舛本温存の狙いもあった。「最後は舛本で勝ちたいと思っていた」と平田は明かした。第5セットはエースにボールをつないで繰り出した攻撃が、敵の好レシーブに阻まれた。

タイトルを逃し、泣きじゃくった1年前とは違う。舛本は「最終セットは楽しんでできた。悔いはない」と、すがすがしい表情を浮かべた。今大会で力を出し切った充実感がにじんでいた。(神田さやか)