フルセットの熱戦を、冷静な分析力で勝利に貢献。エース佐藤を軸に川野や亀岡らを総動員した攻撃を展開し、大逆転劇を率いた。バ…
フルセットの熱戦を、冷静な分析力で勝利に貢献。エース佐藤を軸に川野や亀岡らを総動員した攻撃を展開し、大逆転劇を率いた。
バレーだけでなく他のスポーツ観戦時でも選手を分析するほどの分析好き。野球では選手の出塁率や経歴まで見ているといい、父の明広さん(50)は「セッターとして相手を分析するところに面白さを見いだしているのでは」と話す。
優れたセッターを参考にして練習を積み、3年生になり初めてレギュラーをつかむと、春高予選終了後には、チームキャプテンに指名される。全国制覇するために、お互いに気づいたことを指摘して高め合うチームを作ってきた。
自身も指摘を積極的に受け入れることで、トスの精度に磨きをかけてきた。「1ミリのずれも修正できるように『今は何が悪かったか』など話し合ってきた。きょうの試合にも生きたと思う」と振り返る。
決勝でも精度の高いトスを上げ続け、優勝を手にすると「支えてくれた親や先生への感謝の気持ちがいっぱいで感情があふれた」と涙を流した。「優勝しても謙虚な気持ちを忘れずにやっていきたい」と前を向いた。(深津響)