全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(4日、東京体育館)男女各52校が参加して開幕。1回戦を行い、男子では高校総体…

全日本バレーボール高等学校選手権大会第1日(4日、東京体育館)男女各52校が参加して開幕。1回戦を行い、男子では高校総体4強の松本国際(長野)が、初出場で近畿王者の昇陽(大阪)に逆転勝ちし、2回戦に駒を進めた。

1回戦屈指の好カードで、勝利の女神がほほ笑んだのは松本国際だ。2年生エース・徳留巧大が、第一関門の突破に笑みを浮かべた。

「安心です。入りは緊張で縮こまってしまったけど、慣れて自分たちが思った通りにできた」

2年ぶりの春高出場で、昇陽のエース・秦健太郎(3年)との打ち合い。第1セットを落とし、近藤悠斗(はると)主将(3年)を中心に「自分たちのことをやるだけ」と確認。第2セットは2点先制し、徳留の強打で3連続。終盤はブロックで得点を重ね、25-15で奪った。第3セットは徳留がど真ん中からバックアタックを決めるなど、25-17で逆転勝ちした。

昨年は長野県大会決勝で岡谷工に敗れ、連続出場が8年でストップ。悔しさを糧に進んだ。持ち味のサイドからの速攻が分析され尽くしたことから、中央からの攻撃を増やすなど工夫した。さらに、選手が自主的に丸刈りにして気合を入れ直し、今季の高校総体、国体はともにベスト4。迎えた最後の大舞台に壬生裕之監督は、「ここでやるために一年間やってきた。努力が実を結んでよかった」とうなずいた。

5日の2回戦は、国体覇者・鎮西(熊本)が相手。エース舛本颯真(3年)との対決に向け「舛本さんと『春高で会おう』と話していたので、全力でぶつかりたい。目標は日本一。ガチンコでできるのが楽しみ」と徳留。目の前に立ちはだかる高い壁を、ど真ん中からぶち抜く。(高橋朝香)

■松本国際(まつもとこくさい) 1945(昭和20)年に白菊高等洋裁学校として創立した私立共学校。2018年から現校名。「文武両道」と「個性の伸長」を教育目標とする。主な卒業生は、バレーボールの伝田亮太(豊田合成)、柳沢広平(ジェイテクト)、エバデダン ジェフリー宇意(富士通川崎)。所在地は長野県松本市村井町南3-6-25。永原経明校長。