新たなる時代のMINIを目指して 1984年にその姿を公衆の面前に現したMGメトロ6R4はミッドシップ+4WDという、グループBの不文律に則ったクルマだった。それがV型6気筒自然吸気のエンジンであることを除いては──。 WRCのデビュー戦と…

新たなる時代のMINIを目指して
1984年にその姿を公衆の面前に現したMGメトロ6R4はミッドシップ+4WDという、グループBの不文律に則ったクルマだった。それがV型6気筒自然吸気のエンジンであることを除いては──。
WRCのデビュー戦となったのは、85年英国RACラリー、モンスターマシンの代名詞でもあるランチア・デルタS4と轡を並べた。6R4はそのラリーで、2台のデルタS4に次ぐ3位表彰台を獲得。これが、結果的にWRCに刻んだ最上位リザルトとなる。前後に大型のウイングを装着し、お世辞にも美しいとは言えないマシンだが、英国のラリー界に残した功績は少なくない。関係者の証言を元に、『醜いアヒルの子』の実像に迫る

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1985年のシーズン半ば、その移籍劇に誰もが驚いた。英国ラリー界期待の新鋭、マルコム・ウィルソンが待望のニューマシン投入間近のフォードから
オースチン・ローバーへと移籍を決めたのだ。なぜ当時、RS200でなく6R4を選んだのか。今や自身のチームを率いる智将に、当時の話を聞いた




MG Metro 6R4
Results Encyclopedia 1985-1986
イラストで見る、MGメトロ6R4全記録。