選手ではなくとも、Jリーグのクラブのスタッフなら常に冷静でなければならない――のだろうか。名古屋グランパスが公開した日…
選手ではなくとも、Jリーグのクラブのスタッフなら常に冷静でなければならない――のだろうか。名古屋グランパスが公開した日本代表発表の瞬間の社内の動画が、すぐさま4万回も再生と、ファンの興味を引いている。
日本サッカー協会は1日、カタール・ワールドカップに出場する26人のメンバーを発表した。7大会連続となる世界の舞台で、これまで日本サッカー界が経験したことがないベスト8以上を狙う選手たちだ。
今回のメンバーでは、4大会連続出場の川島永嗣といったベテランがいる一方、W杯初出場となる選手も少なくない。そのひとりが、名古屋MF相馬勇紀だ。昨年のワールドカップ最終予選に継続的に出場してきたような、常連のメンバーではない。だが、A代表に選ばれた際には自らFKを決めるなど、与えられたチャンスで最大限にアピールしてきた。
JリーグでのプレーやEー1での活躍、そしてドイツ遠征での追い上げなど、カタール行きが決まった。名古屋で会見に出席した本人も、笑顔を浮かべていた。
名古屋グランパスは、そうした会見の動画もツイッターに投稿する一方、なかなか見られない裏側も明かしていた。会見の瞬間の社内の映像を公開したのだ。職員が仕事をする部屋でつけられたテレビ画面の中で、日本代表の森保一がメンバーを発表する。そして相馬の名前が読み上げられると、マスクをした職員らは「オー!」の歓声とともに拍手を送ったのだ。
■「もしかして知ってた?」
この独特な映像に、ファンの反応もさまざまだった。
「何この素敵アングル!?」
「きっとみなさん、めっちゃ喜んで踊り出したいところ我慢してるんだな」
「この落ち着きこそプロ精神…」
「冷静すぎる もしかして知ってた?」
「これがプロか───」
シュールとも言える映像だったが、数時間のうちに4万回も再生された。相馬がクラブのレジェンドである楢崎正剛さんから花束を受け取る動画が同じ時間で2万回弱の再生だったことを考えると、主役を食ってしまったと言えるかもしれない。
ただし動画をよく見れば、映し出される人たちが目を細めていることが分かる。おそらく、プロフェッショナルが集まっているのが、名古屋グランパスというクラブなのだ。