第3回は、尾形菜々マネジャー(法4=東京・立川国際中教校)、渡辺大輝トレーナー(スポ3=東京都市大付)、空諒アナリスト…
第3回は、尾形菜々マネジャー(法4=東京・立川国際中教校)、渡辺大輝トレーナー(スポ3=東京都市大付)、空諒アナリスト(社4=神奈川・横浜緑ヶ丘)、秦隆茂広報(先理3=東京・海城)。チームを支えるスタッフ陣に、日頃から心がけていることや、それぞれの役割に対する思いを伺った。
※この取材は10月18日に行われたものです。

左から、秦、尾形、空、渡辺
――簡単に自己紹介をお願いします
渡辺 スポーツ科学部3年の渡辺大輝です。今年度から、トレーナーをやらせていただいております。
空 4年アナリストの空諒です。よろしくお願いします。
尾形 4年マネジャーの尾形菜々です。よろしくお願いします。
秦 3年の秦隆茂です。広報的なことをやっています。
――他己紹介をお願いします
渡辺 臨むところです。空さんの第一印象は、正直あんまりスポーツをやらなさそうな人だと思いました。でも実際はスポーツ大好きだし、プライベートではバイクを乗り回しているし、ギャップに驚かされる人だなという印象ですね。関わっていくうちに、陽キャな部分もありつつ、仕事もできる先輩だなと思っています。
空 菜々ちゃんは、途中で入ってきたときに、部活中の席が近くて話しかけてくれて。社交的というか、ありがたいなと思っていました。最初はあんまり輪に入れなかったので。2年近くやってきて、最近の印象は、差し入れをたくさん持って行くなあと(笑)。
渡辺 最近、明咲花ちゃん(佐藤明咲花マネジャー、スポ2=福島・安積)もその傾向ある(笑)。
空 そうそう、マネジャーはその傾向ある。
渡辺 それは先輩のせいなのか、本人のあれなのか…。
秦 自分の分、ちゃんと確保してますよね。
渡辺 うちのマネジャーは、そういうとこありますね。
一同 (笑)。
尾形 秦は理系だから、勉強めっちゃ忙しくて。部活にあんまり来られないし、来てもケガしてたからあんまりプレーしてなくて。謎というか、印象薄い感じだった。
渡辺 プライベートも、同期すらよくわからないです。飯誘っても絶対来ないし。
秦 めんどくさいので(笑)。
渡辺 家に帰って何してるか全然わからない。
尾形 実験しかしてない(笑)。でも最近、秦が広報になって、同じスタッフのテーブルで関わることも増えて、よくしゃべるし面白いやつだなと思っています。
渡辺 最近の秦は周りから見ていても楽しそうですよね。なんか、解放されたというか。
尾形 「辞めたい辞めたい」って言っていたけど、なんだかんだ辞めないんだよね。
秦 今はもう、やりたいね。選手時代はケガで何もやってないから。
尾形 今はすごく楽しんでいる感じがして、良いと思います。
秦 ありがとうございます。渡辺さんは、選手だったときはとにかく球が速いっていうイメージでした。あとぶつかると痛い。今は僕と一緒でスタッフという身になって、結構みんなを走らせているよね。ケガ人とか、上半身のケガとかだと容赦なく走らせている感じがして。
尾形 それはちゃんと仕事している証拠だよ。
渡辺 先日、三津さん(三津英士監督、平8人卒=久留米工業大附)からもお褒めの言葉をいただきました。「よくぞ神前(怜、スポ4=埼玉・浦和実)をここまで戻した」って。
一同 おー(拍手)
渡辺 何もしていないので困りました(笑)。
秦 選手に結構きついことを課すことができるよね。ただ普段喋っていると、あんまり何も考えてないなっていうのがわかる。
渡辺 実際8割くらい何も考えてない(笑)。
「涙なしには話せないですよ」(渡辺)

トレーナーになった経緯を語る渡辺
――渡辺さんと秦さんが選手からスタッフに転向した経緯を教えてください
渡辺 これは涙なしには話せないですよ。
尾形 泣いちゃうよね。
渡辺 2年間、僕と秦は選手として、ケガに苦しめられながらやってきて。僕は手術を2回しても治らなくてどうするかを考えていたのですが、そのときに山名さん(山名未里トレーナー、スポ2=東京・国分寺)が1人の状態で心細いから入ってくれたらありがたいということで。自分としてもチームに貢献したいという気持ちがあったので、その話に乗りまして、トレーナーになりました。
秦 僕も、ハンドボールをできないかと言われるとまだできそうな感じもあるのですが、復帰してはまた同じような感じになって、結局ずっと改善されないというか。満足にプレーするビジョンが見えなくて、このままあと1年やっても時間を無駄にするだけかなという感じがありました。自分が他に何かやろうと思ったときに、高校時代の文化祭で副実行委員長とか映像系をやっていたこともあって得意だったので、このチームでやったら面白いんじゃないかなという好奇心からスタッフになったという感じです。
――お互いの好きなところをお願いします
秦 尾形さんは写りたがり屋ですね。
尾形 それ好きなところなの?
秦 いや、カメラを急に回し始めると、写りたい人と写りたくない人がいて。同期の狩野(直樹、スポ3=埼玉・浦和学院)とかは、「撮るな」みたいなプレッシャーを与えてくるのですが、尾形さんとか副将の健志(田井健志副将、スポ3=香川中央)とかは、(カメラを)回したら何かをやってくれるという期待度が高いということです。ただ、写りすぎが最近ちょっと懸念されていて、特殊効果とかでどうにか消せないかなと。
尾形 消そうとしてるじゃん(笑)。
秦 写り込んだ部分だけ消す技術を考えています。
尾形 空の好きなところは、同期の中では結構話しやすいところです。同じスタッフというのもあるし、物理的な距離も近いから。話してもちゃんと返してくれるし(笑)。途中入部というのも一緒だし、話しやすいところは好きかな。
空 照れちゃう(笑)。大輝の好きなところは、後輩だけど、すごく話しやすい。大輝からも結構フランクに話しかけてくれるし、俺もあんまり話が得意な方ではないけど、一緒にいて話しやすいかなと思うし。結構先輩をおだててくれるので(笑)。うれしいね。
尾形 良い後輩だね。
空 うん、良い後輩。
渡辺 悪くないですね。秦さんの好きなところは、パッションですかね。ケガをしていたときはその仲間みたいな感じで、たまに2人で飲みに行ったのですが…
秦 1回だけね(笑)。
一同 (笑)。
渡辺 1回だけか(笑)。お互い限界だったときに、病みすぎて(笑)。
秦 あれはマジで助けてもらった。
渡辺 秦がケガしたのって、入部して3回目の練習とかで、めちゃくちゃ早くて。ケガの時期的には僕よりすごく早くて、それなのにここまでやってきてるという、気持ちの強さ。結局はハンドボールが好きなんだなっていう。実はそういう一面を持った熱い男だってところが、結構僕的にはいいと思います。
「速攻は結構良くなった」(空)

関東学生秋季リーグ(秋季リーグ)を振り返る空
――5位で終えた秋季リーグを振り返っていかがですか
尾形 「また5位か」って感じだった。
空 それはあるね。
秦 壁がありますよね、4位と5位に。3季連続5位ですよね。そこにすごく壁を感じます。
尾形 でも勝てそうな試合が多くて、正直試合を見ていて、めっちゃ悔しかったかな。
秦 1点差とかで、でもその1点が大きいんだろうなって。
尾形 そこが足りてないのかな。めっちゃ上からだけど(笑)。
渡辺 そこを考えるとやっぱり、実力はついてきたんじゃないかって捉え方もできるし、なんだかんだそこで実力差が出ているんじゃないかって捉え方もできるし。周りから見ていて、他大学とやれる実力がついているというのはこの秋でもわかったことだし、インカレでも全然勝てると思うので、そこは自信を持っていけばいいのではないかと。
――空さんから見て、数字という観点から、チームの成長を感じる部分はありますか
空 速攻は結構良くなったかなと思っています。速攻に行く本数も多くなったし、それを決め切る本数も多くなっているので。そこがチームが始まったときからの早稲田の武器なので、あと3週間そこを磨いていって、インカレ(全日本学生選手権)に臨みたいかなと思います。
――逆に、課題はありますか
空 やっぱりディフェンスかなと思います。課題というか、もっと良くしたいということです。ディフェンスでちゃんと守ってこそ、速攻が生きてくるので。今悪くない状態だけど、失点をもっと抑えて速攻に走りやすい状態に持っていけたら、インカレでももっと楽な展開になるかなと思うので。そこが課題というか、より頑張りたいというニュアンスの部分です。
――尾形さんは、藤嶋マネジャー(令3商卒)が卒業して、後輩を束ねる立場になりましたが、日々どのような意識で活動していますか
尾形 難しいですね。自分が1番上になって、後輩が2人いて、自分でも正直できているかはわからないです。自分に足りていない部分もあるから、そこは助けてもらいつつ、でも教えることは教えないといけないし、その塩梅が難しくて。答えになってないかもしれないですが、これからは2年生2人が1番上になってやっていくわけだから、そこで自分たちがやりたいようにできるようにしたいとは思っています。やり方を押し付けるとかはせず、教えるべきことは教えつつ、新しいやり方があったら積極的に取り入れていってほしいなと思っています。今は自分たちで新しくやることを考えたりしてやっているので、そういうところは意識していると思います。
――マネジャーとしてやりがいを感じるのはどのようなときですか
尾形 選手だけじゃなくて多方面から感謝されるときが、1番やりがいを感じるかなと思います。例えば、日頃からボトルに水を入れるとかは、みんなからしたらやられて当たり前のことだから、いちいちありがとうって言ってくれる人は少ないんです。でも、この前やった早関戦とか早慶明戦とかの定期戦のときに、保護者の方から「お疲れ様でした」「ありがとうございました」って、LINEを貰ったりして。そのときは本当に、運営頑張って良かったなって思いました。みんなが勝ったのもうれしかったけど、そういう部分で頑張って良かったなって、やりがいを感じました。
――渡辺さんは、トレーナーになってからまだ日が浅いと思いますが、難しさを感じる部分はありますか
渡辺 比較的やりやすいのですが、それは多分もう僕が3年で、4年生とも後輩とも関わりやすいからだと思います。でもその関わりやすさゆえに、利用しやすいと思われているというか(笑)。
尾形 利用されてるの?(笑)
渡辺 利用されてるのかなって(笑)。良い点でもあると思うのですが、頼まれたらなんでもやってしまうところが僕はあるので、自分の意思とかこれをやってくださいとか、そういうことを言えたら尚いいのではないかなと思います。あとは、難しくはないのですが、トレーナーになってから外部のトレーナーさんとのコミュニケーションが多くなりました。今まではちゃらんぽらんでやってきたところが、しっかりしないといけない要素も出てきたので、そこも社会人の勉強というか。今までと変わったところなので、これからもちゃんとやっていきたいと思います。
――選手として活動していた経験がトレーナー業に生きていると感じることはありますか
渡辺 僕もケガをして選手を辞めた身なので、ケガの恐ろしさというか、そこをわかっているとは思います。例えば、「筋トレも大事だけどストレッチも大事だよ」とか、僕はそれを現役のときにわかっていなかったし、それを言ってくれる人もいなかったので。そういうのって当事者じゃないとわからないところだと思うので、そういうことを言えたり、ケガをしている後輩に寄り添えたりとか。そういう面では役に立っているのかなと思います。
一同 おー。(拍手)
「リクルート目的でやっています」(秦)

動画制作について語る秦
――秦さんは、公式YouTubeチャンネルで動画を投稿していますが、どのようなことを意識して制作していますか
秦 僕の1個下とか、選手が3人しかいないんですよ。明らかに推薦の枠も他大に比べて少ない中で、入ってもらうにはどうしたらいいのかを考えて、リクルート目的でやっています。あんまりOB向けとかにはしたくなくて、新しく入ってくる高校生向けに作りたいということです。でも今のチャンネルの視聴者の年代とかを見ると、大学生とか若手OBとかが見ている感じなので。それをとにかく高校生向けに作っていくということは意識しています。
――今までアップした動画の中で、お気に入りの動画はありますか
秦 やっぱりモチベーションビデオですかね。ほとんどの動画は僕が全部作っているのですが、あれだけは結構いろんな人に協力してもらって。もちろん早スポさんにも(笑)。いろんな人の助けを得て、編集してくれる広報スタッフが別に2人いて。これからもいろんな人を巻き込んで、良いものを作れたらいいなと思います。
――公式のホームページの「編集者日記」も書いていますが、そこに関してはいかがですか
秦 あれは元々、人に見てもらう用には作っていなかったんです。僕がリーグの1試合分のいろんなコンテンツの作業を終えたときに、何か自分の中で一区切りつけるようなコメントとして、ただ言いたいことを書くだけだったのですが、案外いろんな人に見られていて。立教戦のときに、寸評に書くことが無さすぎて書かなかったら、OBの田畑さん(田畑和典氏=昭58教卒)に「なんで書かないんだよ」って言われて怒られたので、そういうコンテンツに徐々になっていってしまいました(笑)。僕は自分本位で書きたいことを書くだけだったのですが、試合が進むごとにいろんな人に見てもらって、「あれ面白いね」「いいね」って言ってもらえるのは、すごくありがたいなと思っています。
――4年生の尾形さんと空さんからは、3年生の渡辺さんと秦さんの働きはどのように映っていますか
尾形 この2人は元々選手で、ケガして、正直部を離れて辞めることもできたはずなのに、それでも部に残ってトレーナーと広報として部を支えてくれていて。多分みんながプレーしているのを見るのもしんどい部分があるんじゃないかなと思っています。自分もプレーしていた側で、でも自分は今できなくて。それでも頑張って毎日部活に来て一緒に働いてくれて、そういう部分は私の中でのモチベーションにもなるし、ちゃんと頑張んなきゃなと思うので、そういうところは心から尊敬しています。
空 秦が広報をやってくれている部分については、今まであんまり専門でやってきた人がいないところが、自分がアナリストを始めたときと共通していると思っています。アナリストがいない中で手探りでなんとかやってきて、苦労した部分がわかるので。自分で動画を作ってYouTubeに上げて、どうしたらもっと多くの人に見てもらえるのかを試行錯誤しながらやっていると聞いて、自分も難しさがわかる分、すごいなと思っています。大輝については寮が一緒なので、ケガをしたときに辞めるとか辞めないとか、トレーナーをやるとかそういった話をしていたときからたまに話を聞いたりしてね。
渡辺 たまにね(笑)。
空 ベランダでね(笑)。自分はケガしてこなかったし理解してあげることはできないけど、そういった悩みがある中で、どうやったらチームに貢献できるのかを自分なりに考えてやってくれていると思うので、素直に感謝ですね。
渡辺 (拍手)
――逆に3年生の2人から4年生の2人についてはいかがですか
渡辺 僕からしたらこの2人は仕事できるなというのがあります。僕は来年のことを考えて僕らが運営に携わらなきゃいけないと思うと、やっていける自信がなくて。今の空さんはアナリストの運営をしていて、菜々さんに関してはマネジャーを束ねていて、2人を見ていると来年もっと頑張らないといけないなって、思いますね。良い刺激になりますね、2人の働きは(笑)。
尾形 上司みたい(笑)。
渡辺 プライベートでも仲良くて、菜々さんもたまに飲みに行くし、部活外の時間もよくしゃべるし。空さんも寮一緒だし、最近なんてもうずっと一緒にいる感じなので。尊敬の気持ちを忘れずに、仲良くやっていきたいと思います。
秦 空さんは、アナリストとしての立場と仕事が何も無かったところから、今はもう奈音さん(永田奈音コーチ、平30スポ卒=小林秀峰)とか首脳陣から、アナリスト全体がチームに誰に頼られる存在になったのは本当にすごいと思います。僕には、エクセルのああいうのとかよくわからないのですが、あれを一から作っていると思うとすごいなという思いです。マネジャーは、僕は多分1番できないんですよ。選手を運営面で支えたいとか思ったこともないし。
一同 (笑)。
秦 あれだけマルチタスクな中、時間管理とか試合中のコールとか、絶対できないなとすごく思うし、それでいてOBとかとのコミュニケーションもやったりとか。僕が1番できないポジションなので、すごいなと思いますね。
――全日本学生選手権(インカレ)の話に移ります。インカレの組み合わせを見て、どのような印象を受けましたか
空 パッと見て、初戦が大同大というのは、正直厳しいなと。西日本インカレで準優勝しているチームで、そういうチームと初戦で当たるのは厳しいなとは思います。でも、戦えない相手ではないし、勝ち上がっていけない山だとも思わないので、初戦に勝てたら勢いにも乗るだろうということで、一戦必勝の気持ちで臨んでいけたらいいかなと思っています。
――それぞれ、インカレでのご自身の役割はどのようなところにあると思いますか
渡辺 トレーナーになってから4カ月で、そんなに知識がめちゃくちゃあるわけではないのですが、だからこそ、選手と寄り添う気持ちというか、なるべく選手のやってほしいことに応えたいです。場合によってはトレーナーさんと話し合って、うまくやっていければいいと思います。
空 なんと言っても、分析と対策がアナリストとして絶対にやらなければならない部分です。そのためにいるので、勝ち上がっていったときに、「次の対戦相手のことがわかりません」ではいけないと思うので。選手のみんなには目の前の試合に集中してもらって、自分たちアナリスト3人は、次の試合、またその次の試合の分析をどんどん進めていって、勝ったときに「次こういう相手です」って出せたらいいなと思っています。
尾形 マネジャーは、正直インカレの最中も普段とやることが変わるわけではないので、いつも通りを意識しながらやりたいなと思っています。最高で5日間試合がある中で、例えばみんなが飲みたいタイミングで水が無いとか、食べたいタイミングでお弁当が無いとか、そういうみんなにとってマイナスなことが起こらないように、仕事に集中したいと思います。
秦 インカレは、まずはモチベーションビデオの製作を頑張っていきたいと思っています。ちょっとこの間とはテイストの違ったものをお届けできたらと思います。あとは、Pick Up Play Movieとか当日に上げるものも、インカレでも制作することにしています。ただ、もっといろんなアイデアが思い浮かべば、どんどんやっていきたいと思います。僕があんまりキャパオーバーしない程度に、いろんなことを、いろんな発想を持ってやっていきたいなと思います。
――チーム内で個人的に注目している選手がいれば教えてください
渡辺 田井選手(田井健志副将、スポ3=香川中央)です。
――田井選手は、渡辺さんの名前を上げていました
一同 おー(笑)。
渡辺 絆ですかね。彼は僕と同期なのですが、副将という役職を与えられるほどチームから一目置かれる存在だし、僕もずっと関わっていると「こいつすごいな」って思うことがあります。だからこそ、4年生だけじゃなく3年生の活躍は4年生にも刺激になると思うし、下からの力ってチーム力が上がるポイントだと思うので、来年も見据えて頑張ってほしいと思います。もう1人、奥選手(崇大、スポ3=北海道・札幌月寒)です。今の段階ではフルで出ることは無いと思うのですが、5回試合を重ねていくにあたって、絶対出なきゃいけなくなるタイミングが来ると思うので、そこでチャンスをものにしてほしいです。彼もずっと苦しんでいて、頑張っている姿を見てきているので、そこでチャンスをつかみ取ってほしいなと。来年も奥には頑張ってもらわないと困るので、自信につなげられるような大会にしてほしいなと思います。
空 やっぱり山田和直選手(山田和直副将、スポ4=群馬・富岡)かなと。秋リーグはすごく調子が良くて、出なかった試合もある中で、得点王のランキングに絡んできて、すごく得点力が上がっているなと外から見ていて思っていました。この間の国体も配信で見ていたのですが、レベル違ったので(笑)。インカレも爆発してくれたら。攻撃陣のキーマンとして頑張ってほしいなと思います。
尾形 私は、琢磨(白築、文構2=東京・早実)と航平(渡辺、人2=神奈川・桐光学園)かな。その2人は普通にプライベートで結構仲が良いので。琢磨は去年から試合に出ていたし、秋リーグで琢磨がいなかったときにみんなが「やばいやばい」ってなるくらいには重要な存在になってきているので、頑張ってほしいと思います。航平も、練習後に毎日のように7mを止める練習とか自主練しているので、練習の成果を見せていただきたいなと。
渡辺 あいつ止めると盛り上がりますもんね。
尾形 リーグ戦の筑波戦で、2本連続で止めてすごく盛り上がって。あの感動をもう一度…
一同 (笑)。
秦 あいつがセーブしたら確実にPick Up Play には載せますね。
尾形 なので、航平にはそれを期待しています。
秦 じゃあ1年生の外種子田(崚汰、スポ1=鹿児島・国分)で。チーム唯一の左利きで、それだけでも本当に相当な戦力になるだろうと。春リーグからも思っていましたが、秋はもうケガした神前さん(怜、スポ4=埼玉・浦和実)の代役以上の活躍をしてくれて、彼が右サイドにいるだけで安心感がありますね。彼は1枚目のディフェンスがビビるくらいうまくて。僕が選手だったときに、練習前にグループワークが一緒だったときがあったのですが、彼はオフェンスのことじゃなくてずっとディフェンスの話をしていた記憶があります。それが今になって、サイドプレーヤーとして、オフェンスだけじゃなくて1枚目のディフェンスとしても成長したなと思います。1年生だからと言ってあんまり気負わず、爆発させてほしいなと思います。
「笑って終われたらいいかな」(尾形)

インカレへの意気込みを語る尾形
――最後に、インカレに向けて意気込みをお願いします
渡辺 やっぱり相手も初戦から強いのですが、そういう相手こそ早稲田は逆に良いんじゃないかと思っています。一戦一戦に対するこだわりが自然と生まれてくると思うので。そこを良い刺激にして、一戦一戦勝てるように、気持ちを入れてやっていきたいと思います!
秦 動画でいろいろ早稲田の良さを外部に発信できるように、インカレを通してそれを実現できるようにしていくのが僕の目標です。秋リーグもそうだったのですが、見てくれる人たちのために作っているコンテンツなので、僕もワクワクしながら、制作していこうと思います。チームとしては、リーグ戦で9勝とかして優勝するよりも、インカレで4連勝5連勝する方が、このチームは実現しやすいんじゃないかなと思うので、このトーナメントという機会で集大成を見せてほしいなと思います。
空 目指すからには日本一を獲りたいので、今から3週間でやれること全部やり切って、選手みんなが戦いやすい環境をアナリストの方からもつくっていけたらと思います。対戦相手の分析や動画作りなど、やることはいろいろあります。勝ち上がっていくにつれて何があるかわからないし、これから大変だとは思うのですが、なんとかやりくりしてやっていけたらいいなと思います。
尾形 今、マネジャーはインカレに向けて宿やバスを手配をしているので、当日になったら、勝っても負けても笑って終われたらいいかなと思います。そのためにもやるべきことはしっかりやって、マネジャー3人で力を合わせて戦い抜けるように頑張ります!
――ありがとうございました!
(取材・編集 澤崎円佳、スタンリー翔唯)

最後にインカレへの意気込みを書いていただきました!
◆尾形菜々(おがた・なな)(※集合写真左)
2000(平成12)年10月16日生まれ。東京・立川国際中教校出身。法学部4年。さまざまな仕事を担い、チームを支える尾形マネジャー。色紙の「笑顔」という文字通り、対談中もにこやかな様子が印象的でした。最後のインカレでも、「いつも通り」を忘れずに、選手たちの活躍をバックアップします!

◆渡辺大輝(わたなべ・だいき)(※集合写真右)
2001(平成13)年9月12日生まれ。東京都市大付高出身。スポーツ科学部3年。4カ月前に選手からスタッフに転向した渡辺トレーナー。「8割くらい何も考えてない」と話していましたが、言葉の端々からその真面目さが窺えました。連戦で体に負担のかかるインカレでは、渡辺トレーナーの働きがカギになるでしょう!

◆空諒(そら・りょう)(※集合写真中央)
2001(平成13)年1月26日生まれ。神奈川・横浜緑ヶ丘高出身。社会科学部4年。早大や他大のプレーを分析し、チームに貢献する空アナリスト。新たな役職として設置された当初は空アナリストのみでしたが、現在は3人体制となり、後輩を束ねる立場になりました。より充実したデータの提供に期待がかかります!

◆秦隆茂(はた・りゅうも)(※集合写真後ろ)
2000(平成12)年7月16日生まれ。東京・海城高出身。先進理工学部3年。この秋からスタッフに転向し、YouTubeの更新に力を入れている秦広報。Short動画を含め、さまざまなコンテンツで視聴者を楽しませています。インカレ前のモチベーションビデオの公開が楽しみです!