男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は23日、シングルス決勝が行われ、第2シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク36位のS・コルダ(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで…

男子テニスのヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)は23日、シングルス決勝が行われ、第2シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)が世界ランク36位のS・コルダ(アメリカ)を6-3, 6-4のストレートで破り、2週連続優勝とキャリア3勝目を飾った。
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今季、2月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)でキャリア初優勝を挙げたオジェ アリアシムは前週のユニクレジット・フィレンツェ・オープン(イタリア/フィレンツェ、ハード、ATP250)で2勝目を挙げていた。
この試合の第1セット、ファーストサービスが入ったときに89パーセントの高い確率でポイントを獲得したオジェ アリアシム。リターンゲームでは第6ゲームでブレークに成功し、先行する。続く第2セットでは第4ゲームで2度のブレークポイントを凌ぐ。すると直後の第5ゲームでブレークに成功し、1時間23分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにオジェ アリアシムのコメントを掲載し「今週も素晴らしい1週間だった。今日、皆さんの前にこうやって立つことができたのは素晴らしいテニスをし、一生懸命戦ったから。コーチもフィジオも、そして家族もみんな来てくれて本当にありがとう、最高の1週間だった」と語った。
「皆さんの前で優勝でき、これほど特別なことはない。僕たちがテニスをするのは、センターコートでこのように大勢の人の前でプレーするためだ。今週も大勢で来てくれてありがとう」
一方、敗れたコルダは昨年5月のエミリア ロマーニャ・オープン(イタリア/パルマ、レッドクレー、ATP250)以来 約1年5カ月ぶりのタイトル獲得とはならなかった。