卓球のWTTチャンピオンズマカオ<10月19日~23日/中国> 4日目の22日、女子シングルス準決勝で伊藤美誠(スターツ/世界ランク6位)が、陳幸同(中国/同13位)にゲームカウント1-4で敗れた。陳はいわゆる中国トップ5の一角で、世界卓球…

卓球のWTTチャンピオンズマカオ<10月19日~23日/中国> 4日目の22日、女子シングルス準決勝で伊藤美誠(スターツ/世界ランク6位)が、陳幸同(中国/同13位)にゲームカウント1-4で敗れた。

陳はいわゆる中国トップ5の一角で、世界卓球2022の代表メンバー。伊藤は過去5戦して1勝のみの難敵だ。

守備力も高く、伊藤の強打でも一発では決まらない。連続攻撃で押し込み、第1ゲームを先制するが、リスキーな伊藤の攻撃にミスが出て2ゲーム目を失う。


陳幸同 PHOTO:World Table Tennis

伊藤対策のセオリーであるバック側を攻め、打たれてもカウンターを合わせてくる陳。3ゲーム目を落とし、次は6-10から4点連取で追いつくが、ラリー戦に持ち込まれてあと一歩でゲームを失う。

あとがない第5ゲームは伊藤が決死の波状攻撃を浴びせて迫るが、驚くほどミスの出ない陳にはここも届かず、敗戦した。

唯一残っていた伊藤が敗れ、このベスト4が日本勢の最高成績となった。

【WTTチャンピオンズ 女子シングルス準決勝】
伊藤美誠 1-4 陳幸同(中国)
11-7/5-11/4-11/11-13/8-11