9月30日に開幕した世界卓球団体戦、女子準決勝。世界ランク2位の日本女子は、最大の山場、世界ランク5位ドイツとの戦い。

先陣を切ったのはWエースの一人、早田ひな。第1試合からフルゲームの激しい戦いとなるも、土壇場で意地を見せた早田が3-2で勝利。

続く第2試合、もう一人のエース伊藤美誠はリオ五輪団体の銀メダリスト、ハン・インを圧倒。相手を寄せ付けないストレート勝ちで勢いをもたらす。

伊藤からバトンを受けたのは、18歳の木原美悠。相手の逆を突くサービスエースが飛び出すなど、大接戦の最終ゲームでも動じなかった。木原も3-2で勝利をおさめた。

リオ五輪準決勝で敗れたドイツ相手にストレート勝ちした日本。8日、51年ぶりの金メダルをかけ中国との決勝戦に臨む。

<世界卓球 女子団体決勝トーナメント準決勝>
日本 3‐0 ドイツ
※5試合制(3戦先勝)

<第1試合>
早田ひな 3-2 ミッテルハム
9-11/11-3/6-11/11-6/11-8v

<第2試合>
伊藤美誠 3-0 ハン・イン
11-7/11-7/11-6

<第3試合>
木原美悠 3-2 シャン・シャオナ
11-4/11-8/9‐11/10-12/12-10

<第4試合>
早田ひな - ハン・イン

<第5試合>
伊藤美誠 - ミッテルハム