阪神―日本ハム 阪神に逆転勝利し、喜ぶ松本（中央）ら日本ハムナイン＝甲子園【写真提供:共同通信社】 北海道日本ハムが4対2で阪神を退けた。 交流戦2カード目の初戦。北海道日本ハムは序盤を無失点に抑えていた先発・高梨が、4回と5回に失点し、6…
阪神―日本ハム 阪神に逆転勝利し、喜ぶ松本（中央）ら日本ハムナイン＝甲子園【写真提供:共同通信社】
北海道日本ハムが4対2で阪神を退けた。
交流戦2カード目の初戦。北海道日本ハムは序盤を無失点に抑えていた先発・高梨が、4回と5回に失点し、6回にピンチを招いたところでリリーフ陣にマウンドを託す。三者凡退は一度だけだったが、5月16日以来の先発マウンドで7つの三振を奪う力投を見せた。1死2、3塁でリリーフした鍵谷がこのピンチを凌ぐと、打線も7回に先頭のレアードが2塁打を放ち、大野の適時打で生還。1点差に迫ると9回、先頭レアードの安打から1死2、3塁とすると、中島卓がセーフティスクイズを成功させ試合を振り出しに戻す。さらに代打・松本が三塁線を破る2点適時2塁打を放ち勝ち越しに成功。土壇場で逆転すると、最後は増井が走者をためたが3奪三振で試合を締めた。
阪神は4回、1死から原口がレフトポール際に本塁打を放ち1点を先制。インコース低めのストレートを捉えスタンドまで運んだ。5回には先頭の岩貞が安打で出塁すると、プロ初の1番に抜擢された糸原が右中間を真っ二つ。岩貞が生還し貴重な追加点を挙げた。2週間ぶりの登板となった岩貞は、7回途中を3安打1失点。先発として試合を作ると継投で逃げ切りを図ったが、勝利目前で守護神・ドリスがつかまり逆転負け。痛い黒星を喫した。
