クリニックには連盟所属選手150名が参加した(写真提供・中四国学生アメリカンフットボール連盟)中四国学生アメリカンフットボール連盟は、3月11~13日に愛媛県国立大洲青年の家にてHEADS UP FOOTBALL(HUF)クリニックと、フッ…

クリニックには連盟所属選手150名が参加した(写真提供・中四国学生アメリカンフットボール連盟)

中四国学生アメリカンフットボール連盟は、3月11~13日に愛媛県国立大洲青年の家にてHEADS UP FOOTBALL(HUF)クリニックと、フットボールクリニックを連盟所属チームを対象に開催した。Xリーグウエストの協力の下で行われたフットボールクリニックは毎年開催されてきたが、チームに安全対策担当者の配置を義務付ける医療担当者制度を導入し6年目を迎えた今年は、頭部を守りより安全にフットボールを行うために、日本協会の協力の下、HUFクリニックを併催した。

11日午後と12日午前に行われたHUFクリニックは、HUFマスタートレーナーの山田晋三氏(日本協会)が、HUFタックリング、ブロッキングの基本と練習方法を実技と共にレクチャー。また、座学では株式会社明治の山野愛・管理栄養士、米大学でエクイップメントマネージャーの経験を持つ長谷川健氏(日本協会)、LIXILディアーズの朝倉全紀ストレングス&コンディショニング・ディレクターを講師に招き、フットボール選手としての栄養学、負傷を防ぐために重要な正しい防具の装着の仕方、フットボール選手のトレーニングについての講義を受けた。

12日午後と13日に開催されたフットボールクリニックは、Xリーグの協力の下、ウエストディビジョン所属チームのコーチ、選手が講師を務めて毎年行われているもの。今回は、150名の選手が集まり、フィールドでのポジション別実技、夜間に行われた座学ミーティング形式の講義で、フットボールへの理解を深めた。

クリニックの最後には、桂雄史郎・Xリーグウエスト強化部事務局より、「関西から連盟所属各チームの活躍を応援していますし、一人でも多くが社会人になってもフットボールを続け、競技普及に力を発揮してくれることを願っています」と、参加者たちにメッセージが贈られた。

講師陣

◎HEADS UP FOOTBALL クリニック

栄養講義:山野 愛(株式会社明治 管理栄養士)

エクイップメントフィッティング講義:長谷川 健(日本協会)

トレーニング講義:朝倉 全紀(LIXILディアーズ)

HEADS UPタックル&ブロッキング講義&実技:山田 晋三(日本協会)

◎フットボールクリニック

クリニックリーダー/QB担当:桂 雄史郎(アサヒ飲料/日本社会人協会西日本強化部事務局)

QB担当:栗生 裕己(ゴールデンファイターズ)

RB担当:佐伯 裕司(エレコム神戸)

WR担当:虎上 亮平(エレコム神戸)

OL担当:芳井基也寿(アズワンHC)

DL担当:小堀 友博(アサヒ飲料コーチ)

LB担当:杉本 智範(パナソニックコーチ)

DB担当:中村 寅彦(アサヒ飲料コーチ)

K/P担当:松本 直人(アサヒ飲料HC)