7日、新潟競馬場でレパードS(GIII、ダ1800m)が行われる。出走予定馬を見てみると、ジャパンダートダービーで4着に…
7日、新潟競馬場でレパードS(GIII、ダ1800m)が行われる。
出走予定馬を見てみると、ジャパンダートダービーで4着に健闘したハピを筆頭に、ともに2勝クラスを圧勝したホウオウルーレットや、タイセイドレフォン、関東オークスで2着に好走したラブパイローも参戦する。1番人気は【4-3-2-1】と最多の4勝を挙げ、勝率40.0%、複勝率80.0%と高水準。軸としての信頼度は高い。2番人気は【2-1-1-6】で及第点といったところだが、3番人気は【0-2-0-8】、4番人気は【0-1-0-9】と物足りず、14年以降は毎年6番人気以下が3着以内に入っていることからも一筋縄ではいかない。馬連平均配当は14231円。17年以降は傾向が一変。過去5年で50倍を下回った年はないだけに今年も波乱の様相だ。
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今回、レパードSの「危険な人気馬」として取り上げるのは、関東オークスで2着に好走したラブパイローだ。
■スピード上位のラブパイロー
ラブパイローは、前走は押してハナへ立ち、平均ペースに持ち込んで4角からロングスパートを仕掛けた。直線半ばまでは2番手以下を離していたが、残り1ハロンで勢いが鈍ってしまい2着に終わってしまった。しかし、芝でもオークスに出走したことを踏まえるとその実績は胸を張れるもの。持ち前のスピードを発揮できれば上位進出の可能性十分だ。
しかし、今回不安材料が2点ある。それは、「馬体重」と「新潟の馬場への適性」だ。
まずは「馬体重」について述べる。馬体重別成績を見てみると、
・馬体重 └459キロ以下【1-2-0-14】 勝率5.9%、複勝率17.6% └460-479キロ【4-0-1-25】 勝率13.3%、複勝率16.7% └480-499キロ【3-3-5-41】 勝率5.8%、複勝率21.2% └500-519キロ【1-3-1-29】 勝率2.9%、複勝率14.7% └520キロ以上【1-2-3-9】 勝率6.7%、複勝率40.0%
中でも、520キロ以上が複勝率40.0%と優秀な成績を記録している。
ラブパイローは前走479キロで460-479キロラインに該当するため【4-0-1-25】と最多の4勝を挙げているホットゾーンに入るものの、ずばり「勝つか負けるか」の成績。夏の牝馬は調子を上げてくるため、調教も緩めることなくメイチで仕上げてくる可能性が高いわけだが、さすがに今回はメンバーも強く、揉まれる可能性も高い。
つぎに「新潟の馬場への適性」について説明したい。ラブパイローのダートの戦歴を見てみると、
・ラブパイローのダート戦歴 └新馬戦(良) →3着 └2歳未勝利(稍重) →4着 └2歳未勝利(良) →6着 └2歳未勝利(稍重) →1着 └カトレアS(稍重) →15着 └関東オークス(稍重)→2着
このように、「稍重」のような脚抜きの良い馬場で好走が目立っており、特に前走の関東オークスも芝馬向きの馬場が功を奏して逃げ粘れた感も強い。ただ、オークスでも先行できていたようにスピード能力自体は高いが、今回はパンパンの良馬場の新潟となることに加え、強力な牡馬の先行勢も揃っているため粘れず4角で後退していくケースも大いに考えられる。
以上の不安点から、ここは馬券的な妙味も考え、人気一角のラブパイローを「消し」とする。今年のメンバー構成と道中のペースをイメージすれば、展開不問で自在な脚質を持っているホウオウルーレットを中心に、タイセイドレフォン、ハピ、トウセツ(抽選対象馬)ら、ある程度のポジションから競馬ができ、ハイペースでも瞬時に反応ができる馬を上位に評価したい。
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文●西舘洸希(SPREAD編集部)