男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は30日、シングルス決勝が行われ、第3シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)が世界ランク205位のF・ミソリッチ(オーストリア)を6-2, 6…

男子テニスのジェネラリ・オープン(オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250)は30日、シングルス決勝が行われ、第3シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)が世界ランク205位のF・ミソリッチ(オーストリア)を6-2, 6-2のストレートで下し、キャリア通算11度目のタイトルを手にした。
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2月のカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)以来、今季2勝目を狙うバウティスタ=アグは、準決勝で第1シードのA・ラモス=ヴィノラス(スペイン)に6-3, 7-6(7-2)のストレート勝ちで決勝に進出。
一方、ワイルドカード(主催者推薦)でツアー大会本戦に初出場を果たした20歳のミソリッチは、準決勝で世界ランク140位のY・ハンフマンを6-2, 2-6, 7-6(7-4)のフルセットで下して決勝の舞台へ勝ち上がった。
バウティスタ=アグはこの試合、ミソリッチに1度もブレークを許さず、自身は4度のブレークに成功。1時間32分でミソリッチの挑戦を退けて、2014年のメルセデス・カップ(ドイツ/シュトゥットガルト、クレー)以来、8年ぶりにクレーコートの大会で優勝を飾った。
バウティスタ=アグの試合後のコメントが男子プロテニス協会のATP公式サイトに掲載され、「楽しい決勝戦だった。プレッシャーにうまく対処できたと思う」と語った。
「今日は自分が少し有利なのは分かっていたけど、彼は今大会とても良い勝ち方をしていたので難しいと思っていたよ。 とても良い試合ができた」
「クレーコートでタイトルを獲るのはとても久しぶりだ。このサーフェスでは良いプレーがたくさんできたので、僕にとってとても特別なことなんだ」
一方、準優勝をおさめたミソリッチは「ロベルトを祝福したい」と勝者を称えた。
「(バウティスタ=アグは)テレビで見ていた選手だし、決勝で対戦できたのは光栄なことだよ」
ミソリッチは次週発表の世界ランクで205位から135位へジャンプアップする。