大東建託・いい部屋ネットレディス3日目 女子ゴルフの国内ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」が23日、北海道・滝のCC(6560ヤード、パー72)で第3ラウンドが行われ、通算4アンダーの18位から出た脇元華(GMOインターネットグルー…

大東建託・いい部屋ネットレディス3日目

 女子ゴルフの国内ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」が23日、北海道・滝のCC(6560ヤード、パー72)で第3ラウンドが行われ、通算4アンダーの18位から出た脇元華(GMOインターネットグループ)が10番パー5でスーパーショット。本人も諦めた一打がイーグルとなり、絶妙に表情が移り変わる様子を日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)が動画を公開した。

 ツアー未勝利、24歳の脇元が魅せた。前半1バーディー、1ボギーで迎えた10番パー5、フェアウエーからの第3打はグリーン奥のカラーに着弾。そのまま止まるかと思われたが、ボールに強烈なスピンがかかっていたため、グリーンに戻ってきた。ボールはラインに乗り、何とそのままカップイン。見事なイーグルとなった。

 しかし、カップインしたことに気づかない脇元は、奥に打ち込んだと思ったのか、やや落ち込んだ表情。それでもグリーン周辺で拍手が沸き起こっていることにきょとんとした様子だったが、しばらくしてイーグルを奪ったことを知らされると、はにかんだような表情に。控えめにガッツポーズを見せた。

 このスーパーショットと脇元の様子を見たファンからは「リアクションがかわいい」といった声が。この日は1イーグル、3バーディー、1ボギーの68で回り、13位に浮上した脇元。JLPGA最終プロテストで2度不合格となり、台湾女子ツアーで優勝後に3度目プロテスト挑戦で合格をつかんだ苦労人が奮闘している。(THE ANSWER編集部)