卓球のWTTコンテンダーザグレブ<6月13日~19日> 本戦スタートの16日、男子シングルス1回戦が行われた。東京五輪代表の張本智和(IMG/世界ランク7位)は、いきなり2020年全中国ジュニア・カデット覇者の林詩棟(中国/同86位)と対戦…

卓球のWTTコンテンダーザグレブ<6月13日~19日> 本戦スタートの16日、男子シングルス1回戦が行われた。

東京五輪代表の張本智和(IMG/世界ランク7位)は、いきなり2020年全中国ジュニア・カデット覇者の林詩棟(中国/同86位)と対戦。

18歳と17歳の戦い。激しいボールが飛び交うハイレベルな攻防は最終第5ゲームに突入する。ここで得意のチキータから攻めた張本が上回り、ゲームカウント3-2で勝ちきった。

2022年全日本チャンピオンの戸上隼輔(明治大学/同43位)は、世界卓球2021銀メダリスト・モーレゴード(スウェーデン/同5位)との一戦。

20歳同士の試合。強打の戸上はどのゲームも接戦に持ち込むが、業師・モーレゴードは技術の幅を見せて台上を制圧する。戸上はあと一歩届かず、ゲームカウント1-3で敗れた。

宇田幸矢(明治大学/同26位)は、世界卓球2019銅メダリストのアン・ジェヒョン(韓国/同45位)との対戦。

この日の宇田は得意のスピードドライブに加え、緩急をつけるループドライブも随所に決める。最終ゲームは一気にリードを広げ、そのままゲームカウント3-2で勝利した。

<WTTコンテンダーザグレブ 男子シングルス1回戦>
張本智和 3-2 林詩棟(中国)
11-5/9-11/11-9/6-11/11-7

戸上隼輔 1-3 モーレゴード(スウェーデン)
14-16/11-13/11-6/10-12

宇田幸矢 3-2 アン・ジェヒョン(韓国)
11-7/6-11/8-11/11-7/11-3

Photo:World Table Tennis