eスポーツWRCは第7戦ジャパンラウンドが4月29日〜5月2日に行われ、レバノンのSAMI-JOEが優勝し、今季4連勝を達成した。 シーズン序盤は、今季からシリーズへの参戦を開始した日本のKAZUNOKOTAに選手権リードを許していたSAM…

eスポーツWRCは第7戦ジャパンラウンドが4月29日〜5月2日に行われ、レバノンのSAMI-JOEが優勝し、今季4連勝を達成した。





シーズン序盤は、今季からシリーズへの参戦を開始した日本のKAZUNOKOTAに選手権リードを許していたSAMI-JOEだったが、優勝ペースを取り戻した。KAZUNOKOTAにとっては母国ラウンドへの参戦となったが、SAMI-JOEに0.5秒差で2位でのフィニッシュとなった。

一方、このジャパンラウンドでは、ディフェンディングチャンピオンのNexlが復調をみせた。世界タイトルを3回獲得しているフランスの強豪は、不調が続き選手権11番手まで後退していた。しかし、今回は総合3位フィニッシュを飾り、選手権争いでも3番手に浮上した。チームメイトのIzamusingは4位で続いた。このジャパンでのトップ4の順位が、ポイントランキングにもそのまま反映される形となった。5位にはWilliams eSportsのBotti Jr.が食い込んだ。





チームズ選手権では、NexlとIzamusingが活躍したRace Clutchは、チームメイトのKriimも6位に入ったことで、ポイントのほとんどをKazunokotaに頼っているeRally Driversに対しての選手権リードを18ポイントに広げている。

今季、全13戦が予定されているeスポーツWRCは、次が第8戦ポルトガル。日程は5月13〜16日となっている。