女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は29日、シングルス1回戦が行われ、第9シードのE・ラドゥカヌ(イギリス)が世界ランク49位のT・マルティンコバ(チェコ)を7-6(7-3),…

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は29日、シングルス1回戦が行われ、第9シードのE・ラドゥカヌ(イギリス)が世界ランク49位のT・マルティンコバ(チェコ)を7-6(7-3), 6-0のストレートで下し、初戦突破を決めた。
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昨年の全米女王はこの日、第6ゲームで最初のブレークをマルティンコバに奪われる。それでも、第9ゲームでブレークバックに成功しタイブレークに突入。4度のミニブレークを奪って第1セットを先行する。
続く第2セット、接戦をものにしたラドゥカヌは勢いに乗って6ゲームを連取。相手に1ゲームも与えないまま、わずか28分で第2セットを制し、試合に勝利している。
女子テニス協会のWTAはラドゥカヌのコメントを公式サイトに掲載。次のように試合を振り返った。
「初戦はいつも違うもの。とにかく周りの環境に慣れようと思っていた。彼女(マルティンコバ)はとてもいいスイングをしてきたので、最初はベストなプレーができていなかった。第2セットでは落ち着いたプレーができたことを誇りに思う」
勝利したラドゥカヌは2回戦で世界ランク60位のM・コスチュク(ウクライナ)と対戦する。コスチュクは1回戦で世界ランク41位のC・タウソン(デンマーク)をストレートで下しての勝ち上がり。
ラドゥカヌはコスチュクとの対戦についても触れている。
「ジュニア時代からずっと、私たちが対戦するときは彼女(コスチュク)はいつも人気があった。彼女はずっと優秀だった。去年対戦したとき、彼女はとてもいいプレーをしていたし、面白い対戦になると思う」
なお、同日には第4シードのM・サッカリ(ギリシャ)や第6シードのD・コリンズ(アメリカ)、第7シードG・ムグルサ(スペイン)、世界ランク36位の大坂なおみらが2回戦へ駒を進めている。