令和の怪物に新たな問題が持ち上がった。試合前まで17イニング連続パーフェクト記録を達成。注目を集めた24日のオリックス戦(京セラ)に先発したロッテ・佐々木朗希投手(20)は5回2失点で3勝目。勝ち星こそあげたが、「場外乱闘」が話題を呼んでいる。
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初回、前回の対戦で完全試合を許したオリックス打線が反撃に出る。先頭の福田が初球の159キロ直球を捉え右へ運び、プレーボール直後に連続無安打記録を17イニングで止めてみせた。
一方、大きく注目を集めたのは2回裏の佐々木朗の投球シーンだ。二回二死一塁で安達を2球で追い込み0―2とした後、投じた3球目をボール判定されたことで、一走の杉本に二盗を許した。この瞬間、やや不満げな表情を浮かべた佐々木朗に対し、白井球審がマウンド上に歩み寄るシーンがあった。思わずバッテリーを組む18歳捕手の松川も止めに入ったが、漂う不穏な空気に井口監督もベンチから飛び出し、球審と言葉を交わすなど「火消し」に走った。
結局、安達は遊ゴロに仕留めたが、その後、3回は先頭の福田にいきなり死球を与えるなど、制球を乱し、終わってみれば自己最多の5四死球と乱調となった。
また「審判問題」に関してはすでに様々な反応も出ている。
日本ハム・伊藤大海投手(24)は24日、自身のツイッターを更新。「たしかに、相手のある事で相手を不快にさせたり、必要以上のリアクションは控えるべきだと重々承知ですが・・・」と前置きした上で「我々は無感情のピッチングマシーンではない。命懸けの一球一球に感情が入るのも当たり前で、それが自然と出てしまうことも多々あります。あ、独り言です」とつづった。
一方、海の向こうからはパドレスのダルビッシュ有投手が反応。24日深夜に自身のSNSを更新し、その中で今回の審判問題に関して「野球の審判って無茶苦茶難しいのに叩かれることはあっても褒められることはほとんどないよなぁ。選手も散々態度出すんだから審判にも態度出させてあげてください」と擁護した。
一方で「完全男」として、すでに米メジャーから注目を集める存在となった佐々木朗に関しては、こんな声もある。
「今後は日本のエースとして国際試合に登板する機会も増える。日本の審判と違って、国際試合の審判はストライクゾーンが大幅に変わったりなど、選手もイレギュラーな事案への対応力が必要となってくる。そういったときにいかに動じず、ピッチングできるかは大事。なるべく表情、態度などには出さないほうが彼のためにもなる」(球界関係者)
まだ20歳とあって、今後も成長が期待されるが、ふるまいにも自制を求める。
自身3勝目も5回で降板したことで「次はしっかり長い回を投げたい」と先を見据える佐々木朗。プロ人生はまだ序章。そのスケールの大きさから今後も「令和の怪物」の様々な面がクローズアップされそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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