女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)は第8シードのE・ラドゥカヌ(イギリス)を6-4, 6-4…

女子テニスのポルシェ・テニス・グランプリ(ドイツ/シュトゥットガルト、レッドクレー、WTA500)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)は第8シードのE・ラドゥカヌ(イギリス)を6-4, 6-4のストレートで破り、準決勝進出を決めた。
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現在3大会連続優勝中の女王シフィオンテクと、昨年の全米女王で今季初の8強入りを果たしたラドゥカヌは今回が初顔合わせ。
シフィオンテクはオープニングゲームでブレークに成功すると、そのリードを守り第1セットを先取。第2セットではラドゥカヌが第2ゲームで先にブレークに奪うも、シフィオンテクが2度のブレークに成功し、ラドゥカヌを1時間45分で退けた。
シフィオンテクは連勝記録を、歴代10位タイとなる21に伸ばした。
【連勝記録TOP10】
1.V・ウィリアムズ(アメリカ) 35連勝(2000年)
2.S・ウィリアムズ(アメリカ) 34連勝(2013年)
3.J・エナン(ベルギー) 32連勝(2008年)
4.S・ウィリアムズ 27連勝(2015年)
5.V・アザレンカ 26連勝(2012年)
6.S・ウィリアムズ 25連勝(2014年)
7.J・エナン 24連勝(2005年)
7.V・ウィリアムズ 24連勝(2002年)
8.大坂なおみ 23連勝(2021年)
9.J・エナン 22連勝(2003年)
9.L・ダベンポート(アメリカ) 22連勝(2004年)
10.シフィオンテク 21連勝(2022年)
10.K・クレイステルス(ベルギー) 21連勝(2005年)
10.L・ダベンポート 21連勝(2000年)
10.S・ウィリアムズ 21連勝(2003年)
10.S・ウィリアムズ 21連勝(2002年)
シフィオンテクは準決勝で、世界ランク31位のL・サムソノヴァと対戦する。両者は初顔合わせ。
女子テニス協会のWTAは公式サイトとTwitterにシフィオンテクの試合後のコメントを掲載し、「私が速く、アグレッシブにプレーしているとき、彼女(ラドゥカヌ)はそれを返すことができるように感じた。コート上がかなりトリッキーな状況でディフェンスが難しいのに、彼女は時々それをうまくやってのけていた。私はできるだけ彼女を動かす必要があり、それが私のプランだった」と試合を振り返った。
「何が起こったか、また何が起こるかについてはあまり考えていない」
「次の試合に向けて準備と回復のために、全力を尽くしている。流れに身を任せているように見えるけど、その裏では大変な努力があるのよ」
そして準決勝のサムソノヴァ戦に向けて「スコアを見たけど、(サムソノヴァは)ますます自信をつけているようだし、ランキングも上がってきている。だから、間違いなく彼女は注目の一人だし、大きな進歩を遂げている。明日は戦術的な準備をする必要があるし、準備万端よ」とコメントした。
またもう一方の準決勝では、第2シードのP・バドサ(スペイン)と第3シードのA・サバレンカが決勝への切符をかけて対戦する。