女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は30日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第28シードのP・クヴィトバ(チェコ)を6-3, 6-3のストレートで破り、初…

女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は30日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードのI・シフィオンテク(ポーランド)が第28シードのP・クヴィトバ(チェコ)を6-3, 6-3のストレートで破り、初のベスト4進出を果たすとともにキャリア連勝記録を15に更新した。
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2月のカタール・トータルエナジーズ・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、WTA1000)、前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000)と2大会連続でタイトルを獲得している20歳のシフィオンテク。今大会の4回戦では第14シードのC・ガウフ(アメリカ)をストレートで破り、初の8強入りを果たしている。
この試合の第1セット、第6ゲームで1度のブレークチャンスを活かし先行する。第2セットではファーストサービスが入った時に76パーセントの確率でポイントを獲得。第5・第9ゲームでブレークに成功し、1時間17分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにシフィオンテクのコメントを掲載し「彼女(クヴィトバ)はとても速いプレーをするので、最初からそのペースについていかなければならないと思っていた。ファーストサーブが鍵になると思っていたので腰を低くしたわ。ウィナーが多かったかどうかは分からないけど、彼女のミスからポジティブな流れを作りたかった。集中力を切らさず、あらゆる戦術をこなしたのがよかったわね」と語った。
勝利したシフィオンテクは準決勝で第16シードのJ・ペグラ(アメリカ)と対戦する。ペグラは準々決勝で第5シードのP・バドサ(スペイン)が第1セットのゲームカウント4-1の時点で途中棄権したため勝ち上がりを決めている。
次戦についてシフィオンテクは次のように述べている。
「ドーハ明けから築いた自信を生かしたい。調子がいいと思うからね。いいプレーができたこと、健康であること、そして彼女(ペグラ)のような選手と戦えることは、とてもうれしいこと。彼女はレジェンドだからね」