男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は27日、シングルス3回戦が行われ、第9シードのJ・シナー(イタリア)が第17シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)を5-7, 7-5, 7-5の逆転で破り、2年…

男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は27日、シングルス3回戦が行われ、第9シードのJ・シナー(イタリア)が第17シードのP・カレノ=ブスタ(スペイン)を5-7, 7-5, 7-5の逆転で破り、2年連続2度目のベスト16進出を果たした。
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昨年大会で準優勝を果たした世界ランク11位のシナー。シード勢が1回戦免除のため初戦となった2回戦では同71位のE・ルースブオリ(フィンランド)を6-4, 3-6, 7-6(10-8)のフルセットで破って勝ち上がりを決めた。
この試合の第1セットでは第2ゲームでいきなりブレークを許し3ゲームを連取される。それでも、第5・第9ゲームでブレークに成功したシナーが第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎える。しかし、活かすことができずブレークを許すと第12ゲームでもブレークを奪われ先行される。
第2セット、ファーストサービスが入った時に71パーセントの確率でポイントを獲得したシナー。お互いにサービスキープが続き迎えた第10ゲームでマッチポイントを1度握られるも凌ぐと直後の第11ゲームでブレークに成功。崖っぷちからセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセットではお互いに1度ずつブレークし、迎えた第10ゲームでカレノ=ブスタに4度のマッチポイントを握られるも全て凌ぐ。すると直後の第11ゲームでブレークに成功し、3時間11分に及ぶ激闘を制した。
勝利したシナーは4回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク102位のN・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスは3回戦で第31シードのF・フォニーニ(イタリア)を6-2, 6-4のストレートで破っての勝ち上がり。
同日には第6シードのC・ルード(ノルウェー)、第10シードのC・ノリー(イギリス)らが16強入りを果たしている。