10日に開幕するテニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は8日に男子シングルスの組み合わせを発表し、世界ランク2位で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は初戦で世界ランク71位のD・ゴフ…

10日に開幕するテニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は8日に男子シングルスの組み合わせを発表し、世界ランク2位で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は初戦で世界ランク71位のD・ゴファン(ベルギー)と同78位のJ・トンプソン(オーストラリア)の勝者と対戦することが決まった。
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2019年以来3年ぶりの出場となるジョコビッチは、2016年大会以来6度目の優勝を狙う。
ジョコビッチは1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)出場に照準を合わせていたが、新型コロナウイルスのワクチン接種に関する資料が不十分であったことでビザ(査証)の取り消しがあり欠場。
2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)では昨年11月の国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ(スペイン/マドリッド、室内ハード)以来、約3カ月ぶりの公式戦出場を果たしたものの、準々決勝でJ・ヴェセリ(チェコ)にストレートで敗れベスト4進出を逃した。
また、同時期に行われていたアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でD・メドベージェフがベスト8進出を決めていたため、2月28日付のATP世界ランキングでジョコビッチは2位に。1位から陥落するのは2020年1月20日以来 約2年1カ月ぶりとなった。
BNPパリバ・オープンの第1シードはD・メドベージェフ、第3シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第4シードはR・ナダル(スペイン)、第5シードはS・チチパス(ギリシャ)、第6シードM・ベレッティーニ(イタリア)、第7シードはA・ルブレフ、第8シードはC・ルード(ノルウェー)。今大会のシード勢は1回戦免除のため2回戦からの登場。