最終日プレーオフで生まれた珍事、2人のショットが「3インチ」の差で着弾 米男子ゴルフで珍しいシーンが生まれた。優勝をかけたプレーオフで2人の選手がそろってバンカーに。しかも、その距離3インチ(約7.6センチ)というミラクル。PGAツアー公式…

最終日プレーオフで生まれた珍事、2人のショットが「3インチ」の差で着弾

 米男子ゴルフで珍しいシーンが生まれた。優勝をかけたプレーオフで2人の選手がそろってバンカーに。しかも、その距離3インチ(約7.6センチ)というミラクル。PGAツアー公式インスタグラムが動画付きで紹介し、話題になっている。

 ファーマーズインシュアランス・オープン最終日は通算15アンダーで並んだルーク・リストとウィル・ザラトリス(ともに米国)のプレーオフに突入。その1ホール目、ティーショットをそろってバンカーに入れたが、なんと仲良く2つ並ぶように位置した。先にリストが打ったが、キャディーがザラトリスのボールを動かさないように慎重に砂をならすシーンも見られた。

 ピンを狙ったアプローチなら起こり得るが、ティーショットとなるとかなりのレア。しかもプレーオフだ。PGAツアー公式インスタグラムは実際の写真と動画を合わせて掲載し、「プレーオフ最初のホール。ティーから300ヤード。その距離3インチ」と驚きを伝えた。

 目撃した米ファンからも「ストライク」「これは非現実的。見ていてすごい」「素晴らしいカートゴルフだ」「クレイジー」「ほとんどボールがぶつかってる」「あり得ないよ」「凄い」などの声が寄せられた。結局、このホールをバーディーとしたリストがツアー初優勝。明暗は分かれた。(THE ANSWER編集部)