ジャパネット杯「春の高校バレー」第74回全日本バレーボール高等学校選手権は、男女の3回戦と準々決勝が無観客で行われた。ス…
ジャパネット杯「春の高校バレー」第74回全日本バレーボール高等学校選手権は、男女の3回戦と準々決勝が無観客で行われた。
スーパースターの誕生だ。身長200センチの超新星が初出場の日南振徳(しんとく)=宮崎=をセンターコートへ引っ張った。甲斐優斗(3年)は3回戦の駿台学園(東京)戦で前衛では速攻、後衛ではバックアタックと打ちまくり、強烈なジャンプサーブも決めて42得点。優勝候補を打ち破った。
「相手ブロックの上から打とうとしていた。それが得点につながってよかった」
セッター高橋優斗(3年)によると、通常のスタイルではブロックの高い駿台相手につかまるため、甲斐の高さにかけてボールを集めたという。
普段より3、4個分高めに上げたそうで、「しっかりブロックの上から打てた」と甲斐。本来のスタイルに戻った準々決勝の足利大付(栃木)戦では打数が減ったが、要所でサービスエースを決めて流れを奪った。
小2で、元9人制実業団選手の父、晃宏さんが監督をしていた地元のクラブで競技を始めた。憧れは日本代表の高橋藍(らん、日体大=パドバ)だ。「将来は日本代表に入り、ミドルでもサイドでもできる選手になりたい」と夢を抱く。
日南振徳として、目指すは初出場優勝。「疲れを吹き飛ばすくらい、暴れまわりたい」と、さらなる活躍を誓った。(只木信昭)