ジャパネット杯「春の高校バレー」第74回全日本バレーボール高等学校選手権は、男女の3回戦と準々決勝が無観客で行われた。こ…
ジャパネット杯「春の高校バレー」第74回全日本バレーボール高等学校選手権は、男女の3回戦と準々決勝が無観客で行われた。
これが、春高の厳しさだ。古川学園(宮城)は共栄学園(東京)との準々決勝で第1セットを25-14で先取したが、第2セットを29-31の接戦で落とした。最後は25-15で振り切り、4強入りしたが、主将でセッターの熊谷仁依奈(にいな、2年)は目を赤くした。
「第2セットは自分の甘さがトスに出た。情けない」
第2セット、熊谷がドミニカ共和国からの留学生でエースのタピア・アロンドラ(2年)ではなく、鈴木夢乃(1年)にトスを集め始めた場面から徐々にチームの流れが乱れた。最大6点差をひっくり返される苦しい展開も、第3セットで球を散らすなどして立て直した。
8日の準決勝で、下北沢成徳(東京)と対戦する。「ここからは気持ちの勝負。集中してやり切りたい」。赤く腫らした瞳の奥で、熊谷がセンターコートでの躍動を誓った。(角かずみ)