記念すべき第100回目の選手権、静岡学園(静岡)は準々決勝でPK戦の末悔し涙を流した。一方で磨き抜かれたテクニックが織り…

記念すべき第100回目の選手権、静岡学園(静岡)は準々決勝でPK戦の末悔し涙を流した。一方で磨き抜かれたテクニックが織りなす多彩な攻撃に、多くの人々は目を奪われた事だろう。美しく、楽しく、強い…、今大会を大きく盛り上げた同校の戦いを映像とともに振り返っていく。

初戦から攻撃陣が爆発!セットプレーでも強さを見せる

<1回戦 5-0 徳島商>

静岡学園は1回戦でその攻撃力を全国に知らしめた。試合は左サイドの古川陽介(ジュビロ磐田内定)、右サイドの髙橋隆大が自慢のドリブルから何度もチャンスを演出。前半3分と後半7分にはセットプレーから伊東進之輔(ギラヴァンツ北九州内定)と三宅優翔が得点を上げるなど、地上・空中ともに支配する。終わってみれば5-0と相手を圧倒し続け、快勝スタートを切った。

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堅守に苦戦も果敢なサイド攻撃が結実!

<2回戦 1-0 近大和歌山>

1回戦とは打って変わり堅いブロックを敷く近大和歌山(和歌山)に苦戦を強いられた。古川、髙橋の2枚看板が果敢に仕掛けるもゴールを破ることができない。またロングスローを中心とした相手のセットプレーに苦しむ場面も多かった。それでも、伊東、三宅のCBコンビとGK生嶋健太郎が的確な対応でゴールを割らせず。後半になり持山匡佑を投入して攻撃の枚数を増やすと、古川の果敢な突破が実を結ぶ。後半26分、古川のクロスを小泉龍之介が反転からシュート。これが決まり決勝点に。苦しんだ静岡学園だったが自分たちのスタイルを出し続けて勝利を掴んだ。

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初スタメンの川谷が躍動!古川はスーパーゴール!

<3回戦 8-0 宮崎日大>

2回戦で鳴りを潜めていた攻撃陣が爆発する。初戦からスタメンだった髙橋に代わり川谷凪(清水エスパルス内定)を起用。これに応えるかのように川谷は2ゴールの活躍を見せた。さらに古川がドリブルから相手DFを次々とかわし、チーム3点目をマーク。「今大会最高」とも言うべきドリブル弾には乾貴士(セレッソ大阪)や山根視来(川崎フロンターレ)といったJリーガーも賛辞を送るなど、多くの反響を呼んだ。選手層の厚さも見せつけ勢い止まらず大量8得点を奪い、準々決勝進出を決めた。

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華麗な攻撃を見せ続けるも一瞬の隙から涙を呑む

<準々決勝 1-1(PK 3-4) 関東第一>

前試合に続き、好調な両サイドアタッカーが自慢の攻撃力を見せるも、相手の粘り強い守備に対し中々ゴールを割ることができない。それでも後半20分、左サイドのクロスを持山が頭で折り返すと、最後は今大会で決定力を見せてきた小泉が右足を振り抜き得点を奪う。ところが、このまま勝利かと思われた後半40分、一瞬の隙から関東第一に得点を許してしまう。勝負がPK戦に持ち込まれると、3-4で敗戦。豪華攻撃陣の選手権が幕を閉じた。

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