第74回全日本バレーボール高校選手権第1日(5日、霞ケ浦―福井工大福井、東京体育館)男子で5年ぶり出場の霞ケ浦(茨城)が…
第74回全日本バレーボール高校選手権第1日(5日、霞ケ浦―福井工大福井、東京体育館)男子で5年ぶり出場の霞ケ浦(茨城)が逆転勝利で2回戦に進出した。
第1セットは大舞台の雰囲気などへの戸惑いもあり、相手の高速コンビバレーに太刀打ちできず13-25で落とした。それでも「このまま終わっていいのか」との岩崎匡史監督の言葉に奮い立ち、第2セットは青木太一主将(3年)の13得点などで26-24。第3セットも粘り、1時間8分の激闘を制した。
青木主将は「格上だと分かっていた。勝ててうれしい。(第2セット以降は)考えすぎず、やりきろうと思った」。全員バレーに胸を張った。
大会前の2日には部員全員で鹿嶋市の鹿島神宮へ必勝祈願。チームのテーマは「常に試合は劇的勝利であれ」。1回戦で体現できた自信も武器に、6日(2回戦)の雄物川(秋田)に挑む。