市立尼崎は春高バレー兵庫県大会の決勝で、5年連続の対戦となった社にストレート勝ちを収めた。23年連続34回目の出場となる名門・イチアマが、今大会も生き生きとしたバレーで魅了する。市立尼崎の武器は選手層の厚さだ。優勝を収めた県大会から全国大会…
市立尼崎は春高バレー兵庫県大会の決勝で、5年連続の対戦となった社にストレート勝ちを収めた。
23年連続34回目の出場となる名門・イチアマが、今大会も生き生きとしたバレーで魅了する。
市立尼崎の武器は選手層の厚さだ。優勝を収めた県大会から全国大会では背番号が大きく入れ替わり、スタメンの変更も予想される。
県大会でもレベルの高さを見せつけただけに、ベールを脱ぐ"最終兵器"たちのプレーが楽しみだ。
中でも存在感を放つのが、ミドルブロッカーの3年生・中村虹斗。
チーム唯一のサウスポーで身長は193cmと、強力なサイド攻撃を警戒したい相手ブロッカーにとって脅威となる存在だ。
2年生セッターの藤田日和が、どのように中村を生かすのかにも注目したい。
前大会はエースの佃壮悟(現・トヨタ自動車サンホークス)や坂本雄大(現・明治大)を中心にベスト4入り。
一戦必勝、高校生らしい溌剌としたプレーでこの春も白星を重ねたい。