安来は島根県予選会決勝で、大社と対決。6年連続同カードとなった決勝でストレート勝利を収め、3年連続38回目となる全国への切符を手にした。前年大会とほぼ変わらない顔ぶれで臨んだ予選会。伝統校らしい安定感のあるプレーを見せた。3年生セッター・川…

安来は島根県予選会決勝で、大社と対決。6年連続同カードとなった決勝でストレート勝利を収め、3年連続38回目となる全国への切符を手にした。

前年大会とほぼ変わらない顔ぶれで臨んだ予選会。伝統校らしい安定感のあるプレーを見せた。
3年生セッター・川谷心乃の強気なトスに3年生オポジットの持田実咲らアタッカー陣がうまく合わせた。エースの3年生アウトサイドヒッター・伊達山紗来は、鋭いストレートと肩の柔軟性を生かしたクロスを巧みに組み合わせ相手のレシーブを崩した。
洗練されたディフェンスも今年のチームの強み。就任6年目の岩田将太郎監督は「今までで一番守備力の高いチーム」と評価する。リベロがいないローテーションでも穴を感じさせない粘り強さで、鉄壁のディフェンスで島根県トップの座を死守した。

前回大会はオレンジコートに一回しか立てなかった。その悔しさを胸に「全員で拾い、全員で攻撃参加」のチームスタイルを全国でも遺憾なく発揮し、ベスト16の壁を越えたい。

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