JLPGA年間表彰式 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2020-21年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。20歳の西郷真央(大東建託)は「敢…

JLPGA年間表彰式

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は21日、都内のホテルで2020-21年シーズンの年間表彰式を開催し、各部門の受賞者を発表した。今季活躍した選手たちは華やかにドレスアップして出席。20歳の西郷真央(大東建託)は「敢闘賞」、日立3ツアーズ選手権の優勝メンバーとして「特別賞」を受賞した。

 西郷は着物姿で出席した。2019年11月にプロテストに合格し、20-21年はルーキーイヤー。初優勝には届かなかったが、トップ10に21度(全体4位)入るなど活躍した。この日の会見では、「1年目でこのような素敵な舞台に立てて光栄です。凄く長いシーズンではあったんですけど、様々な経験ができたのでいいシーズンになったかなと思います」と心境を明かした。

「総合的に見ると、悔しかったことの方が数が多い。特に優勝を目前にして取れなかったり。そこをこれからどう生かしていくか。それが1年目で経験できたのは今後に繋がる。いい経験ができたなと思います」

 この日は白を基調とし、ピンクの花柄模様の入った着物で出席。姉が成人式を挙げた時のものを借りたそうで「ピンクが好きなので凄く気に入っています」と笑った。遊びなどオフのゴルフ以外の予定を聞かれると「ありません」とキッパリ。「トレーニングとゴルフのオフになると思います。今後、このオフが凄く大事になる。気を引き締めてしっかり開幕へ準備できるように頑張りたい」と背筋を伸ばした。

 背中を痛めていた時期があったため、目標については「複数回優勝して強い選手になれるようにしたい。怪我をしない体作りと課題のショートゲームに取り組んでいきたい」と宣言した。来季こそ初優勝を挙げる。(THE ANSWER編集部)