『BSイレブン競馬中継』(BS11)の土曜レギュラーや、『みんなのKEIBA』(フジテレビ)の準レギュラーなど、競馬番組…
『BSイレブン競馬中継』(BS11)の土曜レギュラーや、『みんなのKEIBA』(フジテレビ)の準レギュラーなど、競馬番組で活躍している、タレント・モデルの高田秋さん。今週行なわれるGⅠ朝日杯フューチュリティSについて、気になる馬を聞いた。

GⅠ朝日杯フューチュリティSについて展望した高田秋さん
先週、今週と、2週連続で2歳馬のGⅠが行なわれますね。先週のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズ(阪神・芝1600m)では、万馬券を当てることができました!
本命にしていたサークルオブライフが1着。前走のGⅢアルテミスS(10月30日/東京・芝1600m)では、出遅れながらも強烈な追い込みで勝っていたのが印象的で。スタートさえうまくこなせば、もっと強いレースができるのではと考えて本命にしました。
2着のラブリイユアアイズは8番人気の人気薄だったのですが、BSイレブン競馬中継で共演している舩山陽司さん(フリーアナウンサー)が推していて。舩山さんの予想はいつも参考にさせていただいているので、今回も乗っかっちゃいました(笑)。
馬券はサークルオブライフを軸に、馬連でラブリイユアアイズを買っていたのですが、1万2470円と万馬券になりました。うれしかったですね。
細かく予想して的中したというより、サークルオブライフは直感的に、ラブリイユアアイズは舩山さんの予想なのですが......、当てることが大事(笑)。この流れを続けたいです!
【3着以内に伏兵が入る傾向】
ということで、今週はGⅠ朝日杯フューチュリティS(12月19日/阪神・芝1600m)ですね。
抜けた人気になりそうなのは、セリフォス(牡2歳)とジオグリフ(牡2歳)の2頭。ただ、私が最初に気になる馬はオタルエバー(牡2歳)です。
ここまで4戦2勝の成績で、負けた2戦も2、3着と、大きく負けていません。特に2戦目のGⅢ新潟2歳S(8月29日/新潟・芝1600m)では、セリフォスにコンマ3秒差の3着。この着差を考えると、今回も十分に上位を狙えそうかな、と。
新馬戦では、逃げて33秒台の末脚を使い圧勝。重賞を勝てる器だと感じますし、この秋にGⅠを勝っている幸英明騎手が騎乗するのも好印象。ジョッキー込みで期待です。
人気はそこまで上がらなそうで、配当面でもプラスになりそう。過去の朝日杯を見ていると、1、2番人気はきっちり上位に来て、その一方で、3着以内に伏兵が1頭入るケースが多いですよね。今年も1頭飛び込んでくる穴馬がいるなら、オタルエバーかなと思います。
今話した過去の朝日杯の傾向を考えると、セリフォスとジオグリフという人気2頭は外せないですよね。
セリフォスは、重賞2勝を含む3連勝中で、完成度は1番の印象。大きく崩れることは考えにくいです。
ジオグリフは、過去2戦のレースが強い内容。GⅢ札幌2歳S(9月4日/札幌・芝1800m)も圧勝でした。陣営によると、「喉なり(※喘鳴症とも呼ばれる競走馬特有の病気。症状が悪化して呼吸が苦しくなると競走能力に影響を及ぼす)」の不安があるということで、ちょっと心配ですが、ここでは外せないと思っています。
【前走で好走した2頭にも注目】
そのほかに、気になる馬を挙げるなら......、トウシンマカオ(牡2歳)とプルパレイ(牡2歳)ですかね。
トウシンマカオは、デビュー戦を勝って、前走のGⅡ京王杯2歳S(11月6日/東京・芝1400m)で2着。この時の3着馬がラブリイユアアイズなんですね。阪神JFで2着に好走した馬なので、それより前にいたトウシンマカオも要注意だと思います。
プルパレイは、前走のGⅡデイリー杯2歳S(11月13日/阪神・芝1600m)で4着に敗れてしまいました。ただ、こちらもセリフォスにコンマ3秒差と、大きく負けたわけではありません。
鞍上も、先週、サークルオブライフに乗っていたミルコ・デムーロ騎手ということで、好調なイメージ。せっかく阪神JFで馬券を的中できたので、そのレースにつながりのあるトウシンマカオとプルパレイにも注目したいです。
朝日杯を終えると、いよいよ来週は有馬記念。なんとか2週連続で当てて、いい流れで迎えたい! ということで、ここでピックアップした馬たちを応援したいと思います。
【profile】
高田 秋 たかだ・しゅう
1991年9月23日、北海道生まれ。モデル、タレント。競馬のほか、大のお酒好きで唎酒師・日本酒品質鑑定士の資格を取得している。『BSイレブン競馬中継』(BS11)、『町中華で飲ろうぜ』(BS-TBS)、『ザ・ヒットスタジオ』(MBS ラジオ)などに出演中。自身のYouTubeチャンネルでも、お酒や競馬などをテーマに情報発信中。