「春の高校バレー」として開催される第74回全日本高等学校バレーボール選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地区大会は1…

「春の高校バレー」として開催される第74回全日本高等学校バレーボール選手権大会(サンケイスポーツなど主催)の地区大会は14日、東京、岡山など1都7県で決勝などが行われ、東京女子では八王子実践、共栄学園、下北沢成徳が全国切符を獲得した。

夏の高校総体を制した下北沢成徳は準決勝で八王子実践に敗れたが、3位決定戦で文京学院大女をフルセットで下し、3年ぶり20度目の本大会出場を決めた。

夏の全国女王は勝って当然と思われるプレッシャーの中、動きが重く、本来の力を発揮できなかった。3位決定戦も第1セットを奪われ、第2セットも1-7と崖っぷちに。しかしそこから谷島里咲(2年)と浜村ゆい(3年)の両エースを中心に得点を重ね、逆転。セットタイとすると、第3セットも谷島の強打や184センチの古川愛梨(2年)のライト攻撃などで競り合いを抜け出した。

「本大会に行けてよかった」と小川良樹監督。「インターハイ優勝とかは、決していいことじゃない。高校生の秋の伸びはすごい。夏のイメージが残って『いける』という気持ちになると足元をすくわれる」と安堵(あんど)の表情だ。

崖っぷちに立たされ、「押し上げていくだけ。攻めるしかない」と開き直ったというのは谷島。第3セットは攻撃だけではなく、難しいボールを何本も上げて貢献した。2冠を目指す本大会でもマークされるが「相手がどう思っても関係ない。挑戦者として挑みたい」と力を込めた。