<第87回全日本大学総合卓球選手権大会 個人の部 日時:10月28日~31日 場所:埼玉県・所沢市民体育館>28日から埼玉県所沢市にて、第87回全日本大学総合卓球選手権大会個人の部が行われる。国際大会出場者やTリーガーも集まり、大学卓球の頂…

<第87回全日本大学総合卓球選手権大会 個人の部 日時:10月28日~31日 場所:埼玉県・所沢市民体育館>

28日から埼玉県所沢市にて、第87回全日本大学総合卓球選手権大会個人の部が行われる。国際大会出場者やTリーガーも集まり、大学卓球の頂点を目指して試合が行われる。

全日本大学総合卓球選手権大会とは?

全日学は個人の部と団体の部からなり、例年、個人の部は10月頃、団体の部は6月頃に行われる。個人・団体ともに地域ごとの予選を通過した選手のみが参加できる。

団体の部はインカレとも呼ばれ、男女ともに4シングルス1ダブルスの3本先取の形式で戦う。大学生選手にとって、各地域ごとのリーグ戦と並ぶ重要な大会だ。

>>【卓球】インカレ・全日学(全日本大学総合卓球選手権大会)歴代優勝一覧

今年は大会2週間前から全選手の健康チェックを行う。また、大会は無観客で行われるが、試合はラボライブ(LaboLive)にて配信される。1日目から2日目にかけて男女ダブルスが進められ、2日目の後半より男女シングルスが始まる。

>>ラボライブ配信はこちら!

男子シングルス見どころ




写真:戸上隼輔(明治大)/撮影:ラリーズ編集部

男子シングルスの外シード計16枠のうち、明治大の選手が6枠、愛知工業大の選手が5枠を持っている。注目は、戸上隼輔(明治大)だ。アジア選手権で男子シングルス3位を獲得し、帰国後のTリーグでも2戦2勝と調子の良さを見せている。他にも第1シードの木造勇人(愛知工業大)や第2シードの宇田幸矢(明治大)らアジア選手権の参加選手がトップを争う。




写真:小野寺翔平(中央大)/撮影:ラリーズ編集部

優勝候補と呼ばれる明治大、愛工大勢に匹敵する実力を持つ小野寺翔平(中央大)や吉田海斗(専修大)が、どこまで勝ち進み優勝争いに食い込むことができるのか。彼らの試合にも目が離せない。

女子シングルス見どころ




写真:木村香純(専修大学)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルスには木村香純(専修大)や出澤杏佳(専修大)、大川真実(愛知工業大)とTリーグで活躍している選手が続々と登場する。第1シードの木村は2019年の全日学選抜の女子シングルスで優勝を記録しており、今大会の優勝候補の1人でもある。




写真:笹尾明日香(早稲田大)/撮影:ラリーズ編集部

他にも、笹尾明日香(早稲田大)や梅村優香(中央大)といった実力者が集い、ハイレベルな試合が予想される。彼女たちの試合に注目だ。

男子ダブルス見どころ




写真:宇田幸矢(左)・戸上隼輔(右・明治大)/撮影:ラリーズ編集部

男子ダブルスの注目は第2シードの宇田幸矢/戸上隼輔(ともに明治大)ペアだ。先日のアジア選手権では日本勢45年ぶりの優勝を飾り、実力はトップクラスである。今大会でもその実力を発揮して優勝までたどり着くことができるのか。




写真:木造勇人(写真左)・田中佑汰(愛知工業大学)/撮影:ラリーズ編集部

そんな宇田/戸上の対抗馬となるのは、第1シードの木造勇人/田中佑汰(ともに愛知工業大)ペアだ。前回大会王者として2連覇を狙う。他にも、浅津碧利/小野寺翔平(ともに中央大)ペアや高見真己/曽根翔(ともに愛知工業大)ペアが優勝目指して試合に臨む。

女子ダブルス見どころ




写真:岩越帆香/笹尾明日香(早稲田大)ペア/撮影:ラリーズ編集部

女子ダブルス第1シードは岩越帆香/笹尾明日香(早稲田大)ペアだ。6月に行われたインカレ女子団体ではチームの優勝に貢献し、実力も大学卓球ではトップクラスを誇っている。団体に続いて女子ダブルスでも優勝を飾ることができるのか。




写真:木村香純・出澤杏佳(専修大)/撮影:ラリーズ編集部

優勝候補の中には、木村/出澤ペアもいる。両者ともにインカレやTリーグで活躍する実力者であり、今大会は第2シードに登録されている。彼女たちの勝ち上がりにも期待がかかる。ほかにも、枝廣瞳/鶴岡菜月(神戸松蔭女子学院大学)ペアや岡田琴菜/大川真実(愛知工業大)ペアが優勝を狙う。

文:ラリーズ編集部