浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は、22日に定例会見を行い、23日に行われるJ1第33節の柏レイソル戦について、意…

 浦和レッズリカルド・ロドリゲス監督は、22日に定例会見を行い、23日に行われるJ1第33節の柏レイソル戦について、意気込みを語った。

 16日に開催された前節・ガンバ大阪との試合では、浦和が主導権を握った。

 しかし、シュート25本と浦和は再三のチャンスを作るもゴールネットを揺らせない時間が続き、得点は試合終了間際に与えられたPKのみ。さらに、先制後すぐに相手にもPKを与えてしまい、勝ち切ることができなかった。

 怒涛の勢いで勝ち進んでいた浦和だが、2日に行われた第31節の神戸戦から失速している。神戸戦では1-5で大敗し、その直後に行われたルヴァンカップ準決勝ではホーム・アウェーの2戦ともに勝ち切れず、決勝進出を逃した。前節のG大阪戦で立て直したかったところだが、惜しくも勝利を逃した。

 
 リカルド監督は、「ガンバ大阪戦は非常に残念な結果になってしまった」と振り返り、「内容的には非常に良い試合で、決定機も多く、シュートもたくさん打っていた。ゴールの期待値は今までで一番高かった試合だった。期待値というのは、我々が攻撃や守備を分析するときによく使う数値。良いビルドアップがあれば、それがフィニッシュにつながるし、そのような形ができていたが、それがゴールにつながらなかったことが残念」と、高い期待値が結果に結びつかなかったことを嘆いた。

 しかし、「ただ、パフォーマンスは非常に良かったので、自信を持ってACL(の出場権獲得)へ向かっていきたい。ACLへの道のりは、リーグでの上位フィニッシュ、もしくは天皇杯での優勝が条件なので、今週はリーグでの柏レイソル戦、来週は天皇杯のG大阪戦で勝つことが非常に大事になる」と、次の目標に向けて気持ちを新たにした。

■再起に必要なのは「バリエーションと新しいアイディア」

 直近の試合では、攻撃を効果的に仕掛けることはできているものの、ゴール前での精度を欠いている。リカルド監督は、現在のチームの課題について、「最後の精度や決定力の部分は技術的なこともあるが、私はそこだけを見るのではなく、チームとしてどこを改善できるのかというところを見ています。押し込んだ状態でのプレーは、選手のイマジネーションが大事になるが、それだけに頼るのではなく、指導者からしっかりと選手にコンセプトを渡すことも必要。トレーニングの中でもコンセプトを提示し、ストレスがかかるようなリアリティーのある状況でトレーニングしている」と、改善に向けての取り組みを口にした。

 また、「ペナルティーエリアに侵入するメカニズムも様々なバリエーションが必要。相手も我々を分析して、対策してくるので、サプライズ的な要素は常に必要だし、新しいアイディアをもって、チームをアップデートしながら進めていきたい。相手が分析してきても、チャンスを作り続け、フィニッシュまで行くことが大切。決定機を作ることはできているので、あとはディテールや細かなコンセプトでゴールにつながるようにしたい」と話した。​

 J1第33節は、22日に浦和のホームで行われる。また、27日に開催される天皇杯準々決勝では、浦和はG大阪との“再戦”を控えている。

 来季のACL出場権獲得に向けての正念場となる柏戦で捲土重来となるか。

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