明治安田生命J1リーグ第32節、横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌が10月16日に日産スタジアムで行われ、2-1…

明治安田生命J1リーグ第32節、横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌が10月16日に日産スタジアムで行われ、2-1で横浜FMが勝利を収めた。

2位の横浜FMはここ5試合で2勝2敗1分けと本調子からは程遠い状態。消化試合数が1つ多い首位の川崎フロンターレとは勝ち点差が「12」まで広がっているため、何としても勝利して優勝へ望みをつなげたいところ。一方、2連敗中だった札幌は、前節のガンバ大阪戦で得点力不足が嘘だったような5-1の大勝を収めた。

試合序盤から両チームともに縦に速い攻撃を繰り広げ、お互いのゴールを往復するような展開が続く。その中で先手を取ったのは、勢いのある札幌だった。

24分、左のCKからショートパスを受けた菅がボックス左に侵入すると、クロスと思いきやシュートを選択。GK高丘の意表を突いた鋭いシュートが勢いよくゴールネットに突き刺さった。

その後は横浜FMがボールを保持する時間が続くが、相手の強度の高いマンツーマンディフェンスに手を焼き、精度の低いパスを連続してしまう。40分には扇原がバックパスを大きく外して相手のCKにしてしまうなど、らしくないミスも見られるように。終始相手にペースを握られて試合を折り返すこととなった。

迎えた後半、いきなりアウェイチームに決定機。ボックス右でボールを受けた荒野が相手の裏をかくような優しい浮き球をゴール前に送ると、これにフリーで合わせたのはチャナティップ。しかしこの絶好のチャンスをゴール上に外してしまい、追加点とはならなかった。

しかし時間が経つにつれて、前半から横浜FMの組み立てをシャットアウトしていた札幌の守備は強度を失っていく。マークするべき選手との距離が少しずつ離れていき、相手のビルドアップを妨害することが難しくなっていった。

すると78分、ホームチームにビッグチャンスが訪れる。ペナルティアーク付近の岩田からボックス右でパスを受けた水沼がゴール前に正確なクロスを供給。これに前田が頭で合わせたが、惜しくもクロスバーの上に外してしまった。

それでも84分、横浜FMはついに同点に追いつく。左サイドでボールを受けたエウベルが右足でクロスを上げると、これにゴール前で合わせたのは途中出場の杉本。正確なヘディングシュートをゴール左に突き刺し、スコアを振り出しに戻した。

逆転優勝のためにも攻め続ける横浜FMは執念が身を結び、その5分後に逆転に成功する。ボックス左に侵入した天野がGK菅野とDFの間に速いボールを送ると、これに前田が合わせてゴールイン。疲労困憊の札幌を押し込み続けて、ようやくスコアをひっくり返した。

そして土壇場で得たリードを最後まで守り切り、トリコロールが見事な逆転勝利。優勝に向けてわずかながら望みをつないでいる。

横浜F・マリノス 2-1 北海道コンサドーレ札幌

【横浜FM】

杉本健勇(後39)

前田大然(後43)

【札幌】

菅大輝(前24)