10月8日から10日にかけてBリーグ第2節が行われ、滋賀レイクスターズがホームで茨城ロボッツと対戦した。

 スペイン代表のアシスタントコーチを務めるルイス・ギル氏を指揮官に迎え、昨シーズンからロスターを一新した滋賀。第1戦では第4クォーター中盤に11点差を開けられるも、終盤の猛攻で93-88で白星をつかむと、翌日の第2戦も終盤に相手を押し切り85-77で勝利。開幕4戦を3勝1敗で終え、西地区首位に立った。

 試合後、会見に応じたギルHCは「2日間を通じて選手たちが見せてくれた努力を評価したい」と苦しい展開を乗り越えた選手を称賛。「自分たちが今日のゲームで勝つことができたのは、フィロソフィーを体現できたから。どんな選手の組み合わせでも、自分たちは勝つゲームを作れます」と勝因を分析した。

 茨城との第1戦では、オヴィ・ソコが積極的なアタックで得点を量産。37得点をマークしたが、翌日は相手の激しいマークに遭い、6得点にとどまった。得点源を抑えられてしまう形となったが、小澤智将が3ポイントシュート5本を成功させてチーム最多の17得点を記録。ギルHCの言葉通り、試合の流れに合わせて選手の組み合わせを変え、勝利をつかみ取った。

 今シーズンから滋賀へ加入し、キャプテンを務める柏倉哲平も、「個々が自分自身の思い切りの良いプレーをし、日替わりで誰かしら調子の良い選手が出てきているのは、チームの強みです」と手応えをつかんでいるようだ。昨シーズンB1でレギュラーとしてプレーした選手は1人もいないが、経験豊富なギルHCがチームをしっかりと統率し、サプライズを与えている。

 平均25.5歳とB1で最も若いロスターで戦うことを選択した滋賀。プロとしての経験が豊富な選手は少ないが、若い選手たちが勝利を重ねて自信をつかむことができれば、今シーズンの台風の目になれるはずだ。

【動画】10月10日滋賀vs茨城ハイライト