貴島明日香のeたい放題 Vol.1 みなさんこんにちは、貴島明日香です。今回から私のゲーマーライフやeスポーツに関する話題を紹介する連載「貴島明日香のeたい放題」がスタートしました! 記念すべき第1回は、やっぱり私の大好きなFPS(一人称視…


貴島明日香のeたい放題

 Vol.1

 みなさんこんにちは、貴島明日香です。今回から私のゲーマーライフやeスポーツに関する話題を紹介する連載「貴島明日香のeたい放題」がスタートしました!

 記念すべき第1回は、やっぱり私の大好きなFPS(一人称視点のガンシューティング)系バトルロイヤルゲーム『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』(以下、Apex)の魅力についてお話しようと思います。

 実はこの連載に向けて「最近どんなゲームで遊んだかな?」と振り返ってみたんですが、やっぱり時間があれば『Apex』ばかりプレーしていました(笑)。アップデートによってマップの地形が変化したり武器の性能が変わったりするので、本当に飽きないんですよ。



貴島明日香さんのeスポーツ連載がスタート!

『Apex』のブームはかなり長く続いていますが、私の周りでも新しく始める人がいたり、収録で出会った方から「貴島さん、Apexやってますよね」「YouTube見ました!」って声をかけていただくことがあったりと、改めて本当に幅広い層にプレーされていることを実感しています。私は人見知りなので、そうやって共通の話題が生まれるのはとても助かっています。

 今まであまりゲームをやってこなかった人でも「誘われてプレーしてみたらハマった」という声が多いのも興味深いです。『Apex』は背景もキャラクターも色使いが明るいですし、他のシューティングゲームに比べて「人を倒している」と感じるような直接的な表現も少ないので、女性や初心者の人でもあまり怖い印象を抱かずにプレーできるのがいいのかもしれません。そんな初心者の人や、ふだんはまったくゲームをやらないという方にも知ってほしいのは、『Apex』の魅力は戦って勝つことだけじゃなくて「プレー中のコミュニケーション」にもあるということなんです。

『Apex』は3人1チーム、最大20チームで1位を争うゲームなので、友達とオンライン通話をしながら一緒にプレーすることも多くて、むしろ友達と話すためにゲームをやることもあるくらいです。バトルロイヤルゲームはアイテムを集めたりエリアを移動したりと戦闘をしない時間も長くてゆっくり会話ができますし、時期的にも新型コロナウイルス感染拡大の影響で家にいる時間が多くなっているので、ゲームのなかが「みんなが集まる場所」になっているんです。

 何より、ゲームをプレーしながら会話すると、いい意味で素になるというか、人間性が表に出てくる気がするんです。いつもアイテムを譲ってくれる優しい一面が見えたり、いろんな情報を教えてくれる人がいたり、時にはちょっと嫌な面が見えちゃったりすることもありますね(笑)。

 私は「オクタン」という移動が速いレジェンド(キャラクター)をよく使うんですが、オクタンを使う人は、マップを駆け回って積極的に戦いたい人が多いんです。でも私は敵から逃げるためにスキル(特殊能力)を使ってばかりいるので、友達には「もっと前線に行って!」って怒られがちで......。こんな部分にも性格が出ていますよね(笑)。そんなゲームでのコミュニケーションで仲が深まることもあって、疎遠になっていた地元の友達と『Apex』をきっかけに、またすごく仲よくなれたのがうれしかったですね。

 最近のオンラインゲームでは、フレンドではないプレーヤーとランダムにマッチングする機能があるんですが、ゲーム内のボイスチャット機能を使えば、味方の人とコミュニケーションできるものが多いんです。見知らぬ人と会話するのは初心者の人にはハードルが高いかもしれませんが、これも意外と素敵な出会いがあったりして面白いですね。

 なかでも『Apex』をプレーしていて素敵な思い出として残っているのは、カップルでプレーしている2人とチームになった時ですね。私も楽しいボイスチャットに参加しながらチャンピオン(※)を取れたので、いつもよりうれしい勝利になりました。
※「Apex Legends」のバトルロイヤルモードで最後まで生き残り、1位を獲得すること。


貴島さんが楽しむ「Apex Legends」

 (c) 2021 Electronic Arts Inc. EA, the EA logo, Respawn, the Respawn logo, and Apex Legends are trademarks of Electronic Arts Inc.

 あと、私は配信でもよく『Apex』をプレーしていて、プライベートでも特にアカウント名を変えないので味方のプレーヤーから「貴島さんですか?」と聞かれることも増えました。先日は「いつも見てます!」と言ってくれたプレーヤーさんとピンチを乗り越えてチャンピオンになれたこともうれしかったですね。後からTwitterにも「先ほどはありがとうございました」とメッセージをいただいて、すごくいい試合になりました。

 もちろんいい思い出ばかりとは限らなくて、時には暴言を吐いてくる人に遭遇することもあるんです。これが嫌でボイスチャットをオフにしている人もいると思います。でも、そういう時でも私は絶対オンにして会話するんですよ。ちゃんと話してみると意外と和解できることが多いんです。

 なかにはボイスチャットを使わずに「しゃがむ」ボタンを連打することでカクカクと屈伸して何かを伝えようとする人もいて、なんだか可愛いのでアイテムを譲ってあげたくなっちゃいます。皆さん、やっぱりお仕事でもゲームでも愛想よくするのは大事ですよ(笑)。ゲーム中の自分の姿勢を振り返ってみて、日頃のコミュニケーションに活かしてみるのもいいかもしれませんね。

 ということで、今回はフレンドと遊んでも野良(※)でも楽しい『Apex』コミュニケーションのお話でした。私は友達とゆるっとプレーする時には、お酒をちょびちょび飲みながら楽しんでいます。まるで「オンライン飲み会」のような雰囲気になるのでおすすめですよ(笑)。
※フレンドとパーティを組んだりせずに、知らない人と組んだり対戦して遊ぶこと

【Profile】
貴島明日香(きじま・あすか)
1996年2月15日生まれ、兵庫県出身。non-no 専属モデル。日本テレビ「ZIP!」毎週月曜〜金曜のお天気キャスター。モデルとしてTVや雑誌などで活躍する傍ら、ゲーム好きを生かして、ゲーム番組、ゲーム大会、イベント等にも出演。昨年、OPENREC.tvで生配信番組「貴島明日香のげーむちゃんねる」をスタート。さらにYouTubeチャンネル「あすかさんち。」も開設した。
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