カリフォルニア・オーシャンサイド出身の生粋のSurf SkaterでもあるBen Wei。彼の類い稀な才能は、サーファー、スケーター、シェイパー、ミュージシャンからサーフィン国際大会のMCまでこなす型にはまらない活躍で幅を広げている。FIN…

カリフォルニア・オーシャンサイド出身の生粋のSurf SkaterでもあるBen Wei。
彼の類い稀な才能は、サーファー、スケーター、シェイパー、ミュージシャンからサーフィン国際大会のMCまでこなす型にはまらない活躍で幅を広げている。FINEPLAY編集部は、Benに8つの質問をぶつけてみた。

—Benさんのキャリアについて教えてください。

Ben:4歳からスケートボードは乗ってて6歳までは毎日のようにやってた。自分の移動手段でもあった。12歳の時、サンディエゴに引越してから周りの友達がサーフィンをしていて、自分もやるようになった。みんなすごく上手かったので、早く友達のレベルまで上がるように毎日2ラウンドくらい入ってた。ウェットスーツ着て食べてまた入ってという生活してた(笑)。そしたら2年くらいで友達と同じレベルくらいまでになったかな。それからはプロを見て自分をプッシュしてやっていた。

—コンテストの参加などは?

Ben:若い頃はドナルドタカヤマのハワイアンプロデザインのショップライダーやっていた。その時はロングのオーシャンサイドロングボードクラブコンテストとか出ていた。その大会ではジョエル・チューダーとか有名な人が結構たくさん来ていて、毎週一緒にスケートボードしていた。ジョエル・チューダーすごくスケートボード上手かった。その後、自分で板を削り始めてメキシコのショートボードの大会で優勝したりした。でもコンペティションスタイルはそこまで興味はなかった。自分の遊びとしてフリーサーフィンが好きだった。なんかルールとか縛られるのがあまり好きじゃない(笑)。

—ボードシェイプはいつ頃から始めましたか?

Ben:16歳の時、ボディーボードでやってたらボディーボードの会社からスポンサーが入った。その頃は何でもやってたんだけど、彼らの工場や持ってる素材を使って、作りたいものを作った。最初はミニサーフボードとか作ってシェイプを始めた。それからファイバーグラスとか使ってやり始めた。

—日本に初めてきたのはいつですか?

Ben:17歳の時にGRAVITY SKATEBOARDのチームライダーだったんだけど、当時GRAVITYは日本でもすごく人気があり、日本の販売代理店が社長と僕を招待してくれ、大阪、東京、千葉など色んなところに行った。昔から日本ルームメイトとか文化を知ってたし、16歳の時は日本語の勉強もしていて、日本に来た時、アットホームだし、住みたいなと思ったよ。
帰国して社長に相談した時は、無理無理と言われたけど、逆に火がついて住み始めた(笑)。人ができないことはすぐやりたいので。
90年代後半、アメリカではサーフィン業界がすごく落ち込んだんだけど、日本のお客さんとのビジネスが大きかったので、自分が日本に行ったら近くでできると思ってきた。

—多彩な創作活動におけるアイデアはどこからくるのですか?

Ben:サーフボードやハンドプレーンは自分のライディングから新しいアイデアがくる。他の人の真似じゃなくて自分オリジナルのものを作っていきたい。他にインスピレーションがあるとしたらアートとかテクノロジーなど。サーフボードと合わせたら面白そうというイメージが形になる。あと絵を描いてサーフボードのワンポイントに入れたり、自分の経験やフィーリングで決めたりもする。

—新しくオープンするギャラリーの話を聞かせてください。

Ben:作ったサーフボードを置いて、お客さんとの商談スペースを設けたり、あとBarスペース設けたり、他のブランドとコラボレーションイベントもしたい。すごく楽しみにしてる。

—VOLCOMとの出会いは?

Ben:VOLCOM JAPANのエディーさんとは長い友人で3年前くらいからVOLCOM JAPANのアンバサダーになった。サーフボードの商材のアートとかVOLCOMの展示会のディスプレイとかやったりしている。

—最後にメッセージをお願いします。

Ben:すべてのスポンサー、サポーターに感謝します。VOLCOM JAPANエディ三好さん、いつも素晴らしいグッズ、今着てるTシャツなど、ありがとうございます。Skullcandy Japan、いつも素晴らしいサウンドありがとうございます。GoPro Japan、カメラをありがとうございます。GoProのおかげで、日々サーフィンや映像を撮るのが楽しいです。FCS、フィンをありがとうございます。おかげでサーフボードは素晴らしい状態です。WSL JAPAN近江さん、いつもコンテストで機会をいただけることに感謝しています。
日本の皆様に感謝しています。本当に楽しい時間を過ごせています。