日本ハムは7日札幌ドームで行われた楽天戦を42で勝利。連敗を2でストップさせた。 この試合、注目はなんと言っても、新人…

 日本ハムは7日札幌ドームで行われた楽天戦を4−2で勝利。連敗を2でストップさせた。

 この試合、注目はなんと言っても、新人王を争う日本ハム伊藤大海投手(24)と楽天早川隆久投手(23)両チームの先発投手による投げ合いだ。

 前回登板8月29日の西武戦では、134球を投げ抜く完投勝利でチームトップタイとなる8勝を挙げている伊藤。

 対楽天戦では8月21日の登板で5回6失点で黒星を喫しているだけに、リベンジを果たす一戦でもあった。

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 その伊藤は初回、先頭バッターの辰巳から3球三振を奪い、今シーズン100奪三振を記録すると、続く小深田にライト前ヒットを許すものの、島内を併殺打に打ち取り結果的に三者凡退の立ち上がり。
その後ランナーを許しながらも要所を締めるピッチングで4回まで0を並べた。

 一方、試合前まで対日本ハム戦3勝、防御率1.42と好相性の早川は初回、先頭バッター浅間をこちらも3球三振で打ち取ると、続く西川も三振、3番の野村をファーストフライに打ち取る完璧な立ち上がりを見せた。

 ゲームが動いたのは4回裏。先頭の西川がこの日チーム初安打を放つと、続く野村の打席で盗塁を決めてチャンスメイク。野村はショートフライに倒れるものの、4番近藤がライト線いっぱいのタイムリーを放ち先制に成功すると、続く佐藤にもタイムリーが生まれ、2点を奪った。

 援護をもらい勢いに乗りたい伊藤だったが、こちらは5回、1アウトを奪った後8番の炭谷に四球、続く山﨑にヒットを許すと、1番辰巳を打ち取ったものの小深田にタイムリーを浴び同点に追いつかれる。

 

 一気にゲームが動き出し、どちらが主導権を握るかというなか、再びチャンスを作ったのは日本ハム。5回にヒットとフォアボールで満塁とすると近藤に2打席連続となるタイムリーが生まれ、苦手としていた早川から4点を奪うことに成功。結果、早川はこの回でマウンドを降りる形となった。

 再び援護をもらった伊藤は、その後も粘りの投球を見せ、7回2失点で降板。そのままリリーフ陣が逃げ切り、ファイターズが勝利。伊藤に勝ち星が付き、新人王を争う2人の対決は、伊藤に軍配が上がった。

 

 

 試合前は早川との対決について「意識はしていない」と語った伊藤だったが、試合後のヒーローインタビューでは「意識していないとは言ったものの、どうしても意識する部分があった」と、本音を口にした。

 これでチームトップ、リーグ3位の9勝、防御率は2.54とこちらもリーグ3位に躍り出た。

 この日は、同じく新人王を争うオリックス宮城大弥投手(20)もロッテ戦に登板。こちらは勝ち星がつかなかったものの、現在11勝(同2位)、防御率は2.13(同2位)と、共に伊藤の上をいく。

 とはいえ、残り試合数を加味しても、まだまだ新人王の行方はわからない。

「変わらず一球一球野球を楽しむ。自分らしく思い切ってプレーをするということを忘れずにしっかり取り組んでいきたい」

 と、次を見据えた伊藤。

 まずは二桁勝利、そしてその先に見えてくる新人王タイトル獲得へ。

 最下位に沈むチームに明るい兆しをもたらすルーキーの活躍に期待したい。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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