どちらも豪快なアーチが止まらない。メジャーリーグで4日(日本時間5日)、パイレーツ・筒香嘉智がカブス戦で6号ソロを放…

 

 
 どちらも豪快なアーチが止まらない。メジャーリーグで4日(日本時間5日)、パイレーツ・筒香嘉智がカブス戦で6号ソロを放つと、その後にエンゼルスの大谷翔平もレンジャーズ戦で右翼席へ43号3ランを放った。

 日本のファンにはたまらない、日本人メジャーリーガーの同日アベックアーチ。大谷と筒香のアベックアーチは、8月26日に続き今季2度目。昨年の9月19日にもマークしており、通算3度目となった。

 これで大谷は両リーグトップをいく本塁打数をさらに伸ばし、猛追している2位のサルバドール・ペレス(ロイヤルズ)との差を「3」に広げた。この日、大谷の試合よりも早い時間にペレスはホワイトソックス戦で1試合2本塁打をマーク。39、40号を放ち、一時は「2」本差と急接近してきていた。

【動画】勝負を決定づける43号3ランを放った大谷

 筒香はパイレーツ移籍後、一気に量産態勢に突入した。9月は初アーチだが、8月は20日からの10日間で5本塁打と固め打ち。レイズ入団後、ドジャース、そして現在のパイレーツと移籍を繰り返してきたスラッガーだが、契約自体はレイズ入団時の2年契約がそのまま引き継がれている。今季が契約最終年で、オフにはフリーエージェント(FA)となる。前半戦の低調な数字のままシーズンを終えていたら、メジャー契約を結ぶことは絶望的だったが、ここにきて猛アピール。評価を高めて、いずれかの球団で「メジャー残留」を勝ち取れる可能性がふくらんできた。

 

 

 
 わずか10日間のうちに、2度の同日アベックアーチを決めた大砲。それでは2人以前にアベックアーチした日本人メジャーリーガーはどのペアだったのか。時間は一気に4年前にさかのぼる。

 2017年8月22日、マーリンズ・イチローはフィリーズとのダブルヘッダー第1戦で決勝の3号3ランを放った。同点の7回に代打起用され、右中間最深部へ特大アーチ。代打本塁打は通算2本目となった。

 すると同日、ブルージェイズ・青木宣親がレイズ戦で右翼席へ弾丸ライナーの先頭打者アーチを突き刺した。メジャーでは通算6本目の先頭打者本塁打となる4号ソロだった。

 2人はともにアベレージヒッター。アーチ競演は決して多くはなく、それ以降はメジャーリーグで活躍する日本人打者は投打二刀流の大谷1人という状況に陥り、アベックアーチは途絶えていた。昨年、筒香と秋山翔吾の日本人打者2人が海を渡ったが、新型コロナウイルスの影響を受けて60試合というショートシーズンに変更された。今季は大谷は開幕からアーチを量産し続けていたが、筒香と秋山は低調で出場機会にも恵まれなかった。ここにきてようやく筒香がメジャー投手に適応し始め、日本のファンが待ち望んでいたアーチ競演が短期間で続いた。

 大谷の保有権はエンゼルスが2023年シーズンまで持つが、筒香の去就は不透明。メジャー残留を勝ち取れれば、同日アベックアーチはまだまだ増えていきそうな気配がある。それだけにオフの筒香と各球団との契約交渉が重要になってくる。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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