サッカー新ポジション論 第1回:インサイドフォワードサッカーのポジションや役割は、時代と共に多様化し、変化し、ときに昔の…

サッカー新ポジション論 
第1回:インサイドフォワード

サッカーのポジションや役割は、時代と共に多様化し、変化し、ときに昔のスタイルに戻ったりもする。現代サッカーの各ポジションのプレースタイルや役割はどうなっているのか。これを知ると、サッカー観戦がより面白くなる。

「ヴンダーチーム」(=奇跡のチーム/1930年代のオーストリア代表)では、インサイドFWがヨーゼフ・ビカン、CFに偽9番的なマティアス・シンデラー。「ラ・マキナ」(機械)と呼ばれた1940年代のアルゼンチンのリーベル・プレートの、アンヘル・ラブルナとアドルフォ・ペデルネラ。1950年代のハンガリーの「マジック・マジャール」では、フェレンツ・プスカシュとナーンドル・ヒデクチの関係がそうだった。

 前向きにプレーできるのが利点のインサイドFWにとって、スペースをくれる偽9番はありがたい存在なのだ。

 メッシが移籍したパリ・サンジェルマンは、メッシ、ネイマール、キリアン・エムバペの3人とも、ウイングでインサイドFW、偽9番もできる。どう棲み分けて相乗効果を出していくのだろう。