マルセイユは4日、ローマからトルコ代表FWジェンギズ・ウンデル(23)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得した。…

マルセイユは4日、ローマからトルコ代表FWジェンギズ・ウンデル(23)を買い取りオプション付きのレンタル移籍で獲得した。背番号は「17」を着用する。

2017年夏にイスタンブール・バシャクシェヒルから加入したウンデル。優れたアジリティと創造性、パワフルなシュートを特長とする左利きのアタッカーは、ローマでは公式戦88試合に出場し17ゴール12アシストを記録していた。

過去に、“トルコのディバラ”とも評されたレフティーは、好調時には複数のDFを手玉に取る異次元のドリブル突破、GKに反応すらさせないミドルシュートでゴールをこじ開ける決定的な仕事を果たす一方、筋肉系のケガの多さや戦術面での問題を抱えており、絶対的な主力の座を得るまでには至らず。

2020-21シーズンは買い取りオプション付きのレンタルでレスター・シティに放出したものの、細かいケガと課題とされる戦術理解度の低さが祟って思うような活躍ができず、公式戦19試合の出場にとどまり買い取りオプションの行使は見送られていた。

マルセイユはすでに今夏の移籍市場で、アメリカ代表FWコンラッド・デ・ラ・フエンテ(19)、U-24ブラジル代表MFジェルソン(24)、U-17フランス代表FWサリム・ベン・セギル(18)を獲得しており、ウンデルで4人目の補強となった。

なお、マルセイユはローマからスペイン代表GKパウ・ロペス(26)もレンタル移籍で獲得することが濃厚だと報じられている。